2015年度第2回「菓子検定2級」公式問題集&解説③
Q51.クリームティーとはどのようなものでしょう。
⚪️ スコーンと紅茶のセット
洋菓子「材料」
Q52.チョコレートの原材料であるカカオの生産量が多い国を3つあげるなら、次のうち
どれが適切でしょう。
⚪️ コートジボワール、インドネシア、ガーナ
Q53.チョコレートのテンパリング(温度調整)の説明として、正しいのはどれでしょう。
⚪️ カカオバターの結晶を最も安定した形に調整する作業である。
Q54.クーヴェルテュールの説明として、適切でないものはどれでしょう。
⚪️ 国際規格ではカカオバターの含有量か31%未満
※ 適切である—溶かすと流動性が高い、チョコレートボンボンのコーティングに用いる。
※ クーヴェルテュール(覆うものという意味)は製菓用のチョコレートです。
カカオバターの含有量が多く、溶かしたときの流動性が高いため、チョコレートボンボンなどの
コーティングや型に流して固めるといった作業がしやすくできています。
Q55.チョコレート菓子のマンディヤンの上にのせるナッツ類は、もともとは何を表すものですか。
⚪️ 宗派別の修道士の服の色
Q56.JAS規格において、ジャム類のうち「ゼリー」と呼ばれるものはどれでしょう。
⚪️ 果汁(絞り汁)だけでつくったもの
Q57.コンポートとはどのようなものでしょう。
⚪ 果物をシロップで煮たもの
Q58.フランスの家庭でよくつくられるパン・ペルデュとは何でしょう。
⚪️ フレンチトーストのこと
※ ペルデュとは、フランス語で「失われた、だめになった」という意味の言葉。
パン・ペルデュとは、だめになった=時間がたって固くなってしまったパンを無駄に
しないために考え出されたもので、昔は残ったパンの皮や切れ端でつくっていました。
卵、牛乳、砂糖を混ぜたものにパンを浸し、たっぷりのバターを熱したフライパンで表面を
カリッと焼いて食べます。つまりフレンチトーストのことです。
Q59.陶製の浅い器にサクランボを並べ、卵、砂糖、小麦粉、牛乳を混ぜた生地を流し入れて
焼くフランスの地方菓子を何というでしょう。
⚪️ クラフティ
Q60.次のうち、パンケーキとは呼べないものはどれでしょう。
⚪️ スコーン
※ クレープとホットケーキは、パンケーキ。
Q61.リ・オ・レとはどのようなデザートでしょう。
⚪️ 米を牛乳で煮て、砂糖や卵を加えたもの
Q62.ウ・ア・ラ・ネージュのメレンゲをゆでる適温は何℃でしょう。
⚪️ 80℃
※ ウは卵、ネージュは雪。名前の示す通り、ふわふわと泡雪のようなメレンゲが、
崩れるようにすーっと溶ける食感が魅力のデザートです。
Q63.本来のブランマンジェは何の風味の冷菓でしょう。
⚪️ アーモンド
※ ブランマンジェとは、白い食べ物の意味。
アーモンドをすりつぶして絞って得られる=アーモンドミルクに、甘味をつけてゼラチンで
冷やし固めたもので、アーモンドの香りがポイントです。
Q64.ズッパ・イングレーゼの「ズッパ」とは、もともとどのような意味でしょう。
⚪️ パン入りのスープ
※ ズッパ・イングレーゼは、スポンジケーキに赤いリキュールやシロップをたっぷりと
染み込ませ、クリームと交互に重ねてつくるデザート。
直訳すると「イギリスのズッパ」です。
Q65.イタリアのシチリアを代表するデザートのひとつであるカッサータは、どこが期限のものでしょう。
⚪️ アラブ
この続きは、次回に。