一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか? ⑩
① 自分の評価をコントロールする
※ 一流のビジネスマンは、自分の行動や発する言葉によって他人が自分をどう評価するのか
予想できます。予想できるからこそ、一時の感情に任せて言葉を発することはせず、自分の評価を
コントロールしていけます。
自分自身のブランド価値を上げるために欠かせない技術です。
※ 自分の評価は拡散されていくということを忘れてはいけません。
人と接するときは目の前の状況だけを見ないで、物事を俯瞰しながら言葉や行動を選ぶ必要があります。
俯瞰という言葉がピンとこないのであれば、相手との関係を「長期的に見る」クセを付けてください。
インターネットより抜粋—
俯瞰とは、(スル)高い所から見下ろし眺めること。鳥瞰。
※ 社内でいつも比較される優秀な同僚がいたとすれば、短期的にはライバル、長期的には仲間です。
目先のことだけを考えて同僚を蹴落とし出世をしたところで、あなたの悪評が広まっていたら、
あとでしっぺ返しをくらいます。
短期的成功は長く続かないことは人類の歴史が証明している通りです。
⚪️ 相手との関係を長期的に考えることで、自分の評価を上げる
② 師匠を持って自分の常識を変えていく
※ 自分の足りないことを指摘してもらい、さらに成功者の経験や知識を分け与えてもらうことで、
弟子はムダな遠回りをせずに目標に辿り着きます。
これが師匠を持つメリットです。
積み上げてきたことを捨てる場面も多々あるかもしれませんが、我流で身に付けた変な型であれば
捨てるに限ります。
※ 学びをピラミッドの階層で考えたとき、頂点から順に「実体験(自分でやってみる)」、「人から学ぶ」、
「本から学ぶ」になっています。
頂点ほど経験値のインパクトが強く、底辺ほど間口が広くなります。
学びとは結局はこれらの組み合わせです。
ですから、まずは仮説を立てながら行動をして、そこでわからなかったことを本や人から体系的に
学ぶのがいいでしょう。
※ 成長のブレイクスルーが期待できるのは実体験のみ。
仕事でも趣味でも、実践の中で突然、「開眼」した経験はありませんか?
それが突然変異であり、ワープの瞬間です。そしてそれは学びが蓄積していないと起きません。
師匠を見つけて自分を壊して、成長をして、実体験で学びの総決算をする。
このサイクルが完結したとき、自分の当たり前は確実に変化しています。
⚪️ 学びの締めくくりを「自分でやること」
column 「名刺を使いわける」は一流の習慣なのか?
※ 名刺の使い分けは重要です。
サラリーマンは、個人名刺を持つべきだと思います。
自分の実力を試したい、個人の人脈を築きたいというときこそ、個人名刺が活きますし、
同時に個人名刺はセルフブランディングの第一歩でもあります。
会社の看板を外した自分の強みは何か?
どう評価されたいか?
肩書を付けるとしたら何か?
そこで悩むことが大きな気付きとなります。
この続きは、次回に。