医師いらずで「糖尿病」「高血圧」がみるみる良くなる治療法!④
◯ 医療ワールドの既得権益のために生みだされる生活習慣病感者
世界の糖尿病人口
欧州 5,198万人
北アメリカ・カリブ海 3.883万人
中東・北アフリカ 3,679万人
西太平洋 1億3,781万人
アフリカ 2,150万人
南東アジア 7,496万人
南・中央アメリカ 2,479万人
「糖尿病アトラス 第6版2014 UPDATE」(国際糖尿病連合)より
日本を含む西太平洋地区は世界最大の糖尿病人口を抱える。
体格指数BMI値の算出法
BMI=体重〈kg〉÷(身長〈m〉×身長〈m〉)
やせ 18.5 普通 22 肥満 25以上
170㎝で70kgの場合
70÷(1.7×1.7)=およそ24
ここまで様々な病気の基準値を解説してきましたが、なぜ根拠がなく、しかも下げすぎることで
病気のリスクを高めることさえあるのに、このような基準値がもうけられているのか疑問に
思った方もいることでしょう。
それは、「基準値を決めている側の事情」によるものです。
基準値を策定している日本高血圧学会、日本糖尿病学会などの学会は,その分野を専門とする
医師らで構成されています。
学会の本来の目的は、医療の情報交換だったはずなのですが、それがいつからか患者を増やす
ことを画策するようになってしまいました。
根拠もなく基準値を決め、発表することでその基準値からはみ出した人を患者と診断し、
投薬などの医療介入を行うわけです。
これによって病院は潤いますし、製薬会社も莫大な利益を手にすることになります。
現に、国内の降圧剤の売上は1988年には約2000億円でしたが、2008年にはなんと1兆円を
超えています。
先述のように、この間に高血圧の基準値の引き下げが行われていますから、基準値をちょっと
いじっただけで売り上げが6倍も増えたのです。
また、各学会には協賛という形で製薬会社が参加しており、学会の重鎮医師に多大な寄附を
バラまいています。
その顕著な例が、2005年に作成された日本版メタボ診断基準の作成委員会。
委員会のメンバーのうち、国公立の医師11人全員に、製薬会社から合計14億円もの寄附金が
わたっているのです。
さらに、製薬会社や検診団体は、厚労省の役人の天下りの温床にもなっています。
基準値を緩め生活習慣病患者が減ると、彼らは既得権益を失ってしまう。
そのため、「生活習慣病予防」や「早期発見・早期治療」の名のもとに国民に健診を課し、
患者を吸い上げ続けています。
数値だけで病気だと判断するのは早計です。
各学会、医師、製薬会社を潤わせるために、不必要な治療を行い、寿命を縮める必要など
ないのですから。
「生活習慣病予防」や「早期発見・早期治療」で患者を吸い上げ続けている
この続きは、次回に。