書籍「はじめよう シェアリングビジネス」⑰
◎ SHARING ECONOMY
ASSOCIATION JAPAN
シェアで、日本を変える
シェアリングエコノミー協会では、入会企業・団体を募集しています。
入会のご案内・エントリーはWebまで。
https://sharing-economy.jp/join/
PART5: SHARING CITY IN THE WORLD
世界のシェアリングシティ
シェアリングエコノミーを街のインフラとして、
積極的に活用する都市を「シェアリングシティ」と呼ぶ。
市民が互いに助け合うことで「公助」から「共助」の流れを生み出し、
都市が活性化する。
2017年にワールド・シェアリングシティ・アライアンスが設立され、
これからは都市がシェアリングエコノミーの主役になる——–
◯ SHARING CITY IN THE WORLD—–アムステルダム
AMSTERDAM
代々続く豊かな遺産と文化、商業の精神、イノベーティブなインフラ、生活のしやすさ、
そして創造性において、アムステルダムは他のヨーロッパの都市とは一線を画している。
これらの面に加え、アムステルダム市民の84%以上が進んでシェアしたいという事実は、
同市を理想的なシェアリングエコノミー、コラボレーティブエコノミーが栄えるための
プラットフォームにする。
✔︎ シェアリング・シティを現実に
✔︎ アムステルダムから始まった
✔︎ シェアを正しいものにするために
◉ Sharing Cities become a global phenomenon in New York City
ニューヨークでシェアリングシティが世界的な現象になる
「シェアリングエコノミーのグローバルな性質と、都市生活へのインパクトを証明した」。
第2回世界シェアリングシティサミットが終わった直後に、ニューヨーク市のアリシア・グレン副市長は
語った。
サミットには、シェアリングエコノミーの可能性と課題に取り組むため、4大陸、13カ国、
22の都市がニューヨークに集結。そして、シェアリングエコノミーに継続的に取り組み、
都市住人の生活向上を実現するための組織ワールド・シェアリングシティ・アライアンが発足した。
◯ SHARING CITY IN THE WORLD—–バルセロナ
BARCELONA
早くから市民の自治によるエコシステムが確立され、発展してきたスペインの都市バルセロナ。
シェアリングエコノミーの急速な成長に伴い、それまでのシステムがこの現象とどう向き合うべきかが
問われる。
✔︎ 正しく導入することで、市民の権利を守る
✔︎ 築き上げてきたエコシステムを拡大させる
この続きは、次回に。