書籍「はじめよう シェアリングビジネス」⑯
[ シェアリングにおける信頼と信用の仕組みの必要性 ]
「シェアリングの特徴」
● 供給者が多数かつ多様
● 供給者の出入りが自由
● 供給者のメインが個人
「既存ビジネスとの違い」
● 供給内容の品質のばらつき対応に工夫がより必要
● 供給者に悪意ある人が入る可能性が増える
● 供給者を悪意ある消費者から守る必要もある
「仕組みとルールの設置」
● 供給者と消費者のプロファイルや評判
● 消費者が供給者を選択するための情報を提供する
● 供給者が供給を個別に拒否できる
● トラブル対策(決済や保険)
[ ユーザー(利用者と供給者)を保護する規制の必要性 ]
● 信頼性確保の程度(供給者の能力の事前品質保証×品質が悪い場合の事後被害の大きさ)
● 信用性確保の程度(供給者と利用者が相互に相手の悪意にだまされる可能性×だまされた場合の
損害の大きさ)
◯ 爆発的に拡大する中国のシェアリングエコノミー
The Chinese Sharing Economy
中国でシェアリングビジネスが爆発的に拡大している。
ニールセンが60の国と地域を対象に2013年に実施した調査では、他人が提供する製品やサービスを
利用することに積極的な消費者がもっとも多い国が、中国であった。
同国のシェアリングビジネス の最前線を探る—-。
● Mobike
● ofo
● 滴滴出行 Didi Chuxing
● 好厨師 Haochushi / Good Chef
上海・北京・深圳がいま、
中国で最もシェアリングエコノミーが進んでいるエリア
● 住百家 Zhubaijia
[ ダイバージェント株式会社 ]
日本初のビジネス特化型の民泊
プラットフォーム TripBizを展開
TripBizは、空き家や空き部屋と、出張などの目的で宿泊先を探すビジネスパーソンをつなぐ、
ビジネスシーン特化型の民泊プラットフォームだ。
観光客向けの民泊で起こりがちなトラブルを最小限に抑え、ホストにはより「安心」な民泊経営を、
ゲストとなる企業にはより「快適」な出張を提供する。
● 利用者は事前審査を通過した日本企業のビジネスパーソンのみ
● コンセプトは「一時社宅」
● ビジネスに適した環境で利用者の利便性も上々
この続きは、次回に。