日本経済新聞-日本人の「夢」を大調査(2018.4.8) ②
私見
◯「今の日本人で夢を持っている人は約半数51.9%」で「女性の方が夢を持っている割合が
若干高い」。
私が新社会人になった頃-昭和52年頃は、同僚に「夢」を持つ人が多くいました。
時代も高度成長期から安定成長期に入り、努力する事で「夢」が叶えられる時期でもありました。
学歴社会でもありましたが、企業が事業拡大を求める中で「実力」で社内でも立場や収入が
向上していた時代と思います。
特に男性の場合は、「仕事第一主義」の考えが強く、会社に依存する考え方が女性よりも
強い時代でもありました。
現在は、「仕事第一主義」が崩れ、男性の働き方、生き方にも変化が求められるようになって
きました。その反面、「女性の生き方・働き方」は、これからの時代のニーズに即して
きていると思います。
現在は、終身雇用制度も崩れ、成果制主義や低賃金長労働時間等で「夢」を抱く環境に
なっていないのではないでしょうか。
今一度、これからの時代に即した男性陣の「生き方・働き方」を期待したいと思います。
キーワードは、「ジャパンドリーム」。
◯「今どきは堅実な夢が上位」
ランキングを見ると、「夢」というよりもこれからの「希望」に思えます。
私の考える「夢」とは、「プロ野球の選手」「ケーキ屋さん」「会社の社長になりたい」
「億万長者になりたい」とか等々。
「夢」を叶えられたら、「好きな趣味に打ち込みたい」「マイホーム(一戸建て)に住みたい」
「家族が幸せになること」「子ども・孫の成長・将来(が楽しみ)」等の具体的な事柄につながると
思えます。
「健康」第一のもと、自分が考える仕事・私生活での「夢」=「生き甲斐・働き甲斐・やり甲斐」を
早く見つけて欲しいと思います。
この続きは、次回に。