雑学-レイモンドチャンドラーの言葉①
私は、毎日2紙の新聞を読んで興味ある記事等々を手帳にメモする習慣があります。
今回は、久しぶりに手帳を見ている中で「メモ」を「雑学」としてご紹介したいと
思います。気に入った「雑学」がありましたら、ご自身で調べてみてはいかがでしょうか。
レイモンド・チャンドラーの言葉
「強くなければ生きていけない。優しくなければ、生きる資格がない」
私が結婚した時、友人から色紙をいただきました。
その色紙には、「優しくね、優しくね、優しいことは強いのよ」と書かれておりました。
その当時の私の性格を心配しての言葉だと思っていましたが、レイモンド・チャンドラーの
この言葉が妙に心に残り、手帳にメモしました。
インターネットで「レイモンド・チャンドラー」を調べてみたところ、いろいろな
「名言」がありましたのでご紹介いたしましょう。
レイモンド・チャンドラー Raymond Chandler (1888 – 1959)
アメリカの作家、脚本家。
ハードボイルド探偵小説の生みの親の一人とされている。
少年期をイギリスで過ごす。大学には進学せず、軍隊や公務員、新聞記者、農業など、
様々な職を経て、最終的に石油会社に就職。
一時は副社長まで登りつめたが、勤務態度や私生活の乱れを理由に、大恐慌の
真っただ中の1931年に解雇された。
その後、44歳で本格的な執筆活動を開始。
遅めのスタートながらも数々のヒット作を書き上げ、彼の生み出した主人公
「フィリップ・マーロウ」は私立探偵の代名詞的存在となった。
1959年に死去。代表作は、『大いなる眠り』『長いお別れ』など。
レイモンド・チャンドラー名言
タフじゃなくては生きていけない。
やさしくなくては、生きている資格がない。
If I wasn’t hard, I wouldn’t be alive. If I couldn’t ever be gentle, I wouldn’t deserve
to be alive
論理的になればなるほど創造性は失われる。
The more you reason the less you create
さよならを言うのは、わずかの間死ぬことだ。
To say goodbye is to die a little
自分で自分に仕掛ける罠ほどたちの悪い罠はない。
There is no trap so deadly as the trap you set for yourself
死んだあと、どこへ埋められようと、本人の知ったことではない。
きたない溜桶の中だろうと、高い丘の上の大理石の塔の中だろうと、当人は気づかない。
君は死んでしまった。大いなる眠りをむさぼっているのだ。
What did it matter where you lay once you were dead? In a dirty sump or in a
marble tower on top of a high hill? You were dead, you were sleeping the big sleep
最初のキスには魔力がある。二度目はずっとしたくなる。
三度目はもう感激がない。それからは女の服を脱がせるだけだ。
The first kiss is magic, the second is intimate, the third is routine. After that you
take the girl’s clothes off
30フィート離れたところからはなかなかの女に見えた。
10フィート離れたところでは、30フィート離れて見るべき女だった。
From 30 feet away she looked like a lot of class. From 10 feet away she looked like
something made up to be seen from 30 feet away
この続きは、次回に。