ビジネスプラン参考資料-④ の1「人生100年時代」
「人生100年時代、2000万円が不足」について、私見ですがこのように考えます。
✔︎「95歳までの夫婦で約2000万円の金融資産の取り崩しが必要になる」
健康寿命・平均寿命から判断すると、「夫婦で95歳まで生きる」と言うのは、
現実的ではないと思います。
良く考えてみても、「夫婦で85歳ぐらいまで」が現実的かなと思います。
なお、私の両親はお互いに91歳まで生き、父と母との年の差は6歳でした。
60歳以降は、年金暮らしで兄夫婦が面倒を見ておりました。
✔︎「男性が65歳以上、女性が60歳以上の夫婦では、年金収入に頼った生活設計」
本日の日経新聞-マネー研究所 セレクションでは、「夫婦2人のモデル年金額は
19年度で月22万円超。自分自身の生活実感から夫婦2人の日常生活を賄うには
適当な金額ではないでしょうか」
私は、夫婦2人の年金受給にはいろいろなケースがある為、一概には決められないと
思います。私の場合は、結婚当初から共稼ぎでしたので、19年度のモデル年金額よりは
大分多いと思います。
✔︎ 「毎月約5万円の赤字が出るとはじいた。これから20年生きると1300万円、
30年だと2千万円が不足するとした。」
「毎月約5万円の赤字が出る」と言うことは、収入と支出の差が約5万円と言うことです。
① 収入 0万円 - 支出 5万円 差額 -5万円 と言う考え方です。
しかし、
② 収入 5万円 - 支出 5万円 差額 0円
③ 収入 10万円 - 支出 5万円 差額 5万円
②や③以外にも、いろいろな考え方があると思います。
毎月、収入を約5万円を稼ぐためには、夫婦で又は夫婦どちらかがアルバイト等で
新たな収入を得ることで、あまり大げさに考える問題ではないと思います。
東京都の最低賃金1,013円✖️月間56時間働くことで、月額64,832円得られます。
詳細は、週4日間✖️月間4週✖️1日4時間✖️時給1,013円で64,832円となります。
これを夫婦で賄うか、夫婦どちらかで賄うかは、検討すべき点だと思います。
また、「これから20年生きると1300万円、30年だと2千万円が不足するとした。」
についても、余り深く考える必要もないと思います。
ライフスタイルが私の若い時代と変化し、「両親の面倒を子供がみる」と言う
風潮はなくなりつつありますが、まだまだ捨てたものではないと思います。
ましてや、これから20年生きるか、30年生きるか、もしかしたら40年生きるかも
しれませんが、単なる数字合わせでこれからを考えるよりは、いかに「充実した
人生を歩む」かに価値があると思うのですが。
この続きは、次回に。