ビジネスプラン参考資料-⑤ の1「飲食店」新規開店
これから「飲食店」を開業したいと思っている方へのアドバイスとして
私の考えは、これからの「飲食店」開業は失敗する確率が「90%」と思っています。
● 開業資金(100%)に対する自己資本(50%)が高く、
● 開業資金回収が長期(5〜10年)に渡り、
● 思ったほどの見返り-経営者(店主)の年俸(月額×12ケ月)も思ったほど高くない。
かえってサラリーマン時代の年俸の方が高かった、ということになります。
開店当初は、夢を追いかけ売上目標達成に向け頑張りますが、そのうちに壁に
ぶつかります。
思ったほどの売上高が長い間(3ケ月から6ケ月)獲得できず、その間の従業員の給与も
自らの自己資金で補填しなければいけなくなります。
当然、自分(経営者・店主)の給与も自己資金で賄わなければなりません。
私は、営業を続けるか閉店するかを早く見極める、という事が肝心である、と
思っています。
閉店するならば、内装譲渡可能の賃貸物件であれば資金回収も可能ですし、
保証金(敷金)も償却のうえ戻ってきます。
私は、40歳代の時に「酒菜 和氣あいあい」をオープン致しました。
店舗坪約20坪、投資資本(内装・設備等)1,500万円。営業期間は、4ケ月。
毎月約30万円の赤字で、閉店をしました。
回収した自己資金は、内装譲渡で300万円。保証金90万円。
自分の永年の夢を叶えた結果が、約1,100万円の損失となった訳です。
現在の会社-株式会社シニアイノベーションの掲載企画「飲食編」は、上記の経験を
踏まえ、企画したビジネスモデルです。
店舗は、コンテナハウス。投資資本も5坪から10坪以内で約600万円以内。
詳細は、ホームページをご参照して下さい。
私は、サラリーマン時代は、会社の資金で飲食店店舗責任者として、会社の
管理部門責任者としてオープンに携わってきました。
売上の悪いお店の立て直しや新既出店等もしてきました。
会社の経理/財務の責任者として会社経営にも携わってきましたが、そんな経験の
私でもいざ自分のお店をオープンして失敗したのです。
失敗した理由は、色々とありますし、考えるだけで「後悔先に立たず」の心境です。
—インターネットより抜粋—
後悔先に立たずとは、すでに終わったことを、いくら後で悔やんでも取り返しが
つかないということ。
この続きは、次回に。