書籍「10年後の自分」を考える技術 ㉑
✔ シナリオをつくってみよう!
※ 省略致します。
✔︎ 自分に影響を及ぼす要素を「図にまとめて」考える
※ 省略致します。
✔ 「不確実×インパクト大」の未来について考える
「10年後の自分(生活や人生)にとっていちばんインパクトが大きい不確実性を
見つける」
それに比べてやっかいなのは、「想像しづらく」、それでいて事前に準備して
おかないと大変なことになりかねない、「自分へのインパクトが大きい
不確実性」についてである。
これを考えることが「シナリオ・プランニング」の主目的であり、この本の
ひとつの大きな役割である。
✔ 2×2の4つのシナリオをつくる思考法
今回のケースにおいて、事前に考えておかなければいけない大きな
「不確実性」とは、いったいなんだろうか?
おそらく、
● 就業環境(仕事の環境)
● 出産・子育ての時期と親の面倒を見る時期
● 家族構成の変化に合わせての住み替え
あたりが問題になってくるはずだ。
この本で説明するのは、2つの不確実性を縦軸と横軸にとって、2×2の4つの
シナリオをつくっていくやり方だ。
この「組み合わせ」というのが、シナリオづくりの最大のおもしろさであり、
発見や気づきにつながるポイントでもある。
通常、人間はひとつの不確実性については、なんとなく考えている。
自分のキャリアについての方向性とか、自分の健康について、たとえば
メタボの傾向がこのまま続くとヤバイぞ、といったように——-。
しかし、それらの不確実性が同時に起こることまでは、なかなか考えない。
そのように組み合わせて考えることまでは、ふつう面倒くさくてやらない
ものだ。
一方、論理的に考えれば、それらの不確実性が互いに何も影響し合わない
場合には、同時に起こることだってありえるだろう。
2つの不確実性が同時に起こると、思ってもみなかった状況が目の前に
現れることになる。
最大のインパクトになって、人生に大きな影響を与える。
だから、事前にちゃんと考えなければならないのだ。
✔ シナリオを描いたら名前をつける
※ 図があるため、省略致します。
私は「計画して安心シナリオ」と名づけてみた。
このようにシナリオに名前をつけてみるのは、頭の片隅に全体像をおくためだ。
2×2の4つのシナリオでは、4種類の未来ストーリーを描くことになる。
※ 省略致します。
相当に準備をしておかなければとても対応できない「今の延長線上には
考えられない未来」だと言える。
この続きは、次回に。