「マイナスをプラスに転じて」
当社は、シニア対象の起業・創業の支援事業が事業目的です。
現在、新型コロナウイルスの影響で、いろいろな企業-大手・中小や
個人事業主、フリーランス等々が大変な状況に落ちいっています。
改めて、「経済は回っている」、と感じます。
企業と企業間-BtoB、企業と消費者間-BtoC、消費者と消費者間-CtoC等での
取引で利益を得て、その利益から私たちは給与・報酬等をいただき、
その給与・報酬で物やサービスの対価としてお金を使います。
—インターネットより抜粋—
経済が回るというのはお金がサービスや物に使われて、売った会社が儲けて、
儲けた会社が人件費や資財や設備やサービスにお金を使って、そのお金が
また別の物に使われて・・といった具合に、お金を媒体とした物やサービスの
やりとりが経済であり、お金は常に循環し続けます。
循環の速度が速ければ景気が良い・・遅くなれば景気が減速したって言われて、
個々人の収入も個々の企業の収入も減るので景気が悪くなります。
このお金の循環が滞ったり、断絶した場合は、どうなるでしょうか?
考えるだけで、想像するだけで、「ゾッ」としてしまいます。
私は、いつか今回の新型コロナウイルスは終息する、と信じています。
信じてはおりますが、「今回の経験を活かす」ということを前提に、
今から考えるべきだと思います。
例えば、会社員として毎月の給与で生活している方々や年金・退職金等々で
生活している方々、潤沢な預貯金がある方々等々では、生活スタイルが
異なると思います。
令和2年4月11日に「緊急事態宣言」が発令され、幅広い業種への休業要請が
始まりました。
休業要請に該当する業種の経営者・従業員の方々は、大変に苦慮されていると
思います。
特に、売上高減少による固定費等々の支払による資金繰りはさぞ、大変だと
思います。
潤沢な預貯金があっても、毎月の固定費等々でいつまで持つかと、ふと
考えてしまいます。
当社は、「1人会社」ですので、毎月の固定費はごくわずかですし、
個人としては、「病院」「食品スーパー」等での副収入があるので、
生活費はどうにか賄える状況です。
ここで、「考えて」欲しいのです。
万が一、会社が倒産した場合はどうするか、給与・ボーナスが減少したら
どうするか、いろいろと「考えて」対策を今から考えておきましょう。
「考える時間」は、あります。
この「考える時間」をどう活用するか、でこの先の「生き方」、「生活」が
変わると思うのです。
企業では、テレワークが見直されておりますし、消費者は、食料品・日用品等の
購入のためには、デリバリーやネットショッピング等々の活用が多く
なっている、とのことです。
例えば、真っ先に考えるのは、一つは「自給自足」。
—-インターネットより抜粋—
じきゅうじそく【自給自足】
自分が必要な物を、自分で生産して、それだけで満ち足りた生活を送ること。
自分の力で、衣食住すべてをまかなうこと。
農業起業で、自分で生産したお米や野菜等を自家消費用に、また、ネット
通販による生活費の補填として。
私は、秋田県横手市-旧平鹿郡大雄村出身で、実家は「農業」を営んでいました。
現在、秋田県は出生率、死亡率、社会増減率がいずれも全国ワーストで、
最も人口減少が進んでいる県の一つです—2018年。
これから、会社の仕事はテレワークで、勤務地は秋田県横手市で、自宅は、
広大な土地に広い家屋、自然豊かな田園地帯で家族と一緒に暮らす—–
このような考え方も一つです。
年に数回は、現在の住まいに「帰京」する、いいな—と思います。
実は、このような考えは、私の今後の生活設計の一部です。
実現させるためには、家族との話し合い、老後のライフスタイル等々を
「考えて」、「考える時間」は十分にありますので、農業の勉強もしたい、と
考えています。
「マイナスをプラスに転じて」「ピンチはチャンス」という言葉もあります。
このような気持ちで、新型コロナウイルスを捉え、正しい情報を通じて、
この大変な時期を乗り切っていきましょう。
皆さん、お互いにお身体ご自愛いただき、不要不急な外出は避けて、
「考える時間」を有効に活用して、これからのことについて「考えて」
下さい。
頑張りましょう!
以上
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美