お問い合せ

危機の時代 ジム・ロジャーズ 私見①

年初-2020年は、東京オリピック・パラリンピック開催が予定されており、

国民皆が「ワクワク」「ウキウキ」する年になるだろうと思っていました。

この思いは決して、私だけではないと思います。

しかし、新型コロナウイルスが発生し、現在-8月21日までに多くの方々が

感染し、多くの方々が亡くなられております。

このような状況下で、私は「危機の時代 ジム・ロジャーズ著」の書籍を

知りました。

これまで「代表のブログ」で継続しながら、ご紹介して参りましたが、

大変暑い中で、限られた時間内で、省略した部分も多くあります。

 

是非、ご講読いただければと思います。

 

 

[私見]ということで、私の感想をまとめてみますと、

 

●「はじめに」に書いてあるように、

 

・「本書では、今起きている危機と、その予兆はどのように見えていたか、

  歴史を振り返ると、過去の経済危機の際に何が起き、人々の生活に

  どのような影響を与えたのか、危機が起きた際に個人や企業はどのように

  行動すればいいのか、世界はどこへ向かうのかについて、私の考えを

     述べたい。」

 

□  以上のことについて、再度読み直しながら考えてみる必要があると

  思いました。それを踏まえ、これからの個人や企業がどのように

 すべきか、の「ヒント」があるのではないかと思いました。

 

  私の場合は、2020年9月以降から新事業をスタートさせるために、

  最初から参考にしたいと思っておりました。

  気になった文章や言葉をピックアップしてみると非常に多く、

  お知らせするのに行数が多くなり、困っております。

 

● 私が興味を覚えたテーマと文章について

 

・「残念ながら、繁栄には必ず終わりが訪れる」

 「バブルは永遠に続くわけではない。常にはじけるものだ」

 「好景気には常に終わりがやってくる」

 「危機で何もかも失い、あなたの気分がどれほど落ち込んでいても、

    どん底から復活できるチャンスがある。絶望が深ければ深いほど、

    次に来る幸福は大きいことだろう」

 

□  人生でも、良いことばかりではなく、悪いこともあります。

 「喜怒哀楽」の諺のように、悲しいことや辛いことを「乗り越える」

      ことで、嬉しいこと、楽しいことが「必ず訪れる」、この考え方が

      大事だと思います。

   私たちには、平等に「太陽は皆を照らし」、「今日が終われば、必ず

  明日が来る」ということではないでしょうか。

 

    「物事、有頂天にならず、常に慎重に」を心がけたいと思います。

 

●「危機の最大の犠牲者はミドルクラス」

 

□  決してミドルクラスだけではなく、すべての方に当てはまると思います。

  新型コロナウイルスの影響で、テレワークやビデオ会議等々の「働き

  方」に変化が現れました。シェアオフィス等々の「オフィス」にも

     変化が現れています。

  収入の減少や会社が倒産したり、廃業したり等々、いろいな「変化」が

  起きております。

  私は、この「変化」を前提に「自分自身の仕事や収入確保の手段」を

     今、考える絶好のチャンスだと思います。

  新型コロナウイルスの発生前から、副業・兼業・創業・起業等の

   「第二の仕事」が話題になっておりました。

 

     真剣に考えてみてはいかがでしょう。

 

● 「山火事は世界のために森を再生している」

 

・「良いシステムは、誰かが失敗したときに賢い人々がやってきて、ダメに

  なった企業を立ち直せるような仕組みになっている。膿を出し切って

  打つべき手を打てば、会社は生まれ変わる可能性がある」。

 

・「危機が起きると絶望する人が多いが、たとえすべてを失っても、

      復活することは可能だ」。

 

・「危機の時こそ、辛抱強さが問われる。ぜひ覚えておいてほしい。

  最も重要な言葉は、〝忍耐〟だと」。

 

・「辛抱できるかどうかが大事で、それができる人たちが人生において

  成功している」。

 

・「企業が倒産すれば、賢い人々がやって来て、不良債権を引き継ぎ、

  それを再編成し、会社は健全な状態にして再建する」。

 

・「歴史は、経営失敗の責任を取らせずに企業を支えることが最善の

      方法ではないことを示している。取るべき対応が遅れたのが、日本

       経済が長年停滞した理由の1つだった」。

 

・「経営に失敗した企業は整理すべきだ。失敗は一掃した方がいい。

   失敗した企業を破綻させると、一時的に経済は混乱するが、いずれ

      復活する。歴史は、危機が起きてしばらく経つと、経済は盛り返す

      ことを示している」。

 

・「バブル崩壊後、経営に失敗した企業が破綻しないように救済する

      ケースが目立つなど、経済は長い間落ち込んだ。ダメになった企業が

       倒産しないことは、長期的に観て間違っており、日本は、失われた

       10年どころか、30年にわたる経済の停滞を経験することになった」。

 

・「今の日本は多くの問題に直面している、出生率は低く、莫大な借金を

  抱えている。そして問題を抱えた産業や企業を支えるためにひたすら

      お金を借り続けている。そんな時に未曾有の危機が迫っている。

  私は日本が大好きだが、その将来が明るいものだとは決して思えない」。

 

□  新聞やテレビ等々では、新型コロナウイルスの影響で倒産・廃業が多く

  なっているとのことです。また、経済の落ち込みも非常に大きく、つい

  最近の記事では今年度のGDPが大幅なマイナスになるだろうとの予測です。

  このような状況下で経営者の方々も大変苦労されていると思いますが、

  将来に向けた企業経営、事業の見直しに役立つヒントになると思いました。

 

 

この続きは、次回に。

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