当社の「資産運用」の考え方 ②
「資産運用」の方法として、不動産投資、投資信託、
株式投資等々があります。
先日-2020.9.19 日経新聞で、磁気治療器具の預託商法を展開した「ジャパン
ライフ」の巨額詐欺事件で1人で約8,000万円の被害にあった記事を目に
しました。
このような記事を目にするたびに思うことは、「世の中にそんなうまい話は
ない」という事です。
この言葉は、私が若い時に先輩や知人、友人から良く聞いた言葉-忠告でも
ありました。
資産-土地や建物、株、預金等のある方は、これまでの「資産運用」ではなく
① 「資産-土地や建物のリメイク」、
● 「自己投資」、
● 「生活投資」、
● 「創業・起業投資」、 に置き換えて見てはと思います。
例えば、
土地活用、賃貸物件経営、不動産の投資については、土地活用や賃貸物件経営、
不動産投資、投資セミナー等の新聞記事をよく目にします。
これらの事業が全てとは申しませんが、うまくいっているのでしょうか。
以前よりも少子高齢化が進んでおり、自宅も「郊外型」から「利便性の高い
首都圏型」へと移行しております。
家族構成も、「二世帯」から「単独世帯」へと移行しております。
—大和ハウス工業 土地活用ラボ for Ownerより抜粋—
これは、5年に1度調査される「国勢調査」は、総務省が取りまとめ分析して
いますが、その中に、「世帯構造等基本集計結果」というデータ(資料)が
あり、これをみると家族構成の変化が見えてきます。
家族構成の変化が見えれば、住まいのあり方の一片が見えてきます。
● 国勢調査は5年に一度行われています。今回のデータは最新の2015年
国勢調査の結果を集計し、 2017年に総務省が発表したデータを元に
しています。次回の国勢調査は2020年です。
ついては、今年-2020年10月から「国勢調査」が行われます。
「世帯構造等基本集計結果」が発表されたら、前回の「国勢調査-家族構成」
と比較して何らかの変化を見つけましょう。
これからの「資産運用-土地や建物」は、
1. 次世代人口が減少している中でも、継続可能な土地活用であること。
・土地の資産価値が下がり、「土地余り」が起こると思います。
2. 賃貸物件経営に将来性があるか疑問。
・賃貸物件経営の現状を把握する必要が前提ですが、将来的には入居数と
賃貸物件数では賃貸物件数の方が過剰となると思います。
3. 予期せぬことで-新型コロナウイルスで、テレワークが見直されているため、
オフィスの空洞化が始まっています。
・オフィスの空室率が高まると思います。
・予期せぬことが起こるたびに、新しいビジネスが起こってきます。
これからの情報に耳をすませ、「先をみる」ことが肝心だと思います。
以上のような考え方も加味する必要があると思います。
それでは、私の考える「資産運用」について、ご説明致します。
この続きは、次回に。