Coffee Blake-令和3年5月2日(日) 「八十八夜」
昨日から、5月ですね。歳のせいか、年々年月が早く感じます。
5月1日の日経新聞夕刊「あすへの話題 八十八夜 俳人 薫まどか」に
「八十八夜」と題した、記事が掲載されておりました。
「今日は立春から88日目の八十八夜。茶処では茶摘みが最盛期となる。——–」
改めて、インターネットで「八十八夜」を調べてみようと思いました。
検索したところ、次のような内容がでてきました。
2021.5.2
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美
—インターネットより、「八十八夜」検索にて—-
□ 茶摘(ちゃつみ)
夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る
「夏も近づく八十八夜」の歌い出しで知られる『茶摘(ちゃつみ)』は、
1912年(明治45年)刊行の唱歌集「尋常小学唱歌」に掲載された日本の
唱歌。
一説によれば、『茶摘(ちゃつみ)』は京都の宇治田原村の茶摘歌が
ルーツとされ、歌詞の二番にある「日本」は元々は「田原」だったと
いう。
京都の宇治田原村は、江戸時代に煎茶製法を確立した永谷宗円が有名
(永谷園創始者の先祖)。
山本山は宗円の茶を販売して莫大な富を築いた。
● 試聴・歌詞『茶摘(ちゃつみ)』
夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは
茶摘じゃないか
茜襷(あかねだすき)に菅(すげ)の笠
日和つづきの今日此の頃を、
心のどかに摘みつつ歌ふ
摘めよ 摘め摘め
摘まねばならぬ
摘まにや日本の茶にならぬ
● 歌詞の意味
茜襷(あかねだすき)とは、茶摘み娘が方から掛けている茜色(赤い色)の
たすきのこと。
「たすき(襷、手繦)」とは、和服の袖や袂が邪魔にならないように
たくし上げるための紐や布地のこと。
スゲ(菅)は、カヤツリグサ科に属する多年生の草本で、笠や蓑(みの)、
注連縄(しめなわ)などに用いられる。
● 八十八夜(はちじゅうはちや)とは?
八十八夜(はちじゅうはちや)とは雑節の一つで、立春から数えて
88日目の日を指し、毎年5月2日頃がこの日にあたる。
この時期は、明け方にかけて遅霜(おそじも)が発生しやすく、
農作物に被害が出るおそれがあり、農家に対して特に注意を喚起
するためにこの雑節が作られたという。
八十八夜を過ぎると、数日で立夏(りっか)を迎える(5月6日ごろ)。
暦の上では、もう夏が始まろうとしているようだ。
● 5月のうた
屋根より高い鯉のぼり 甍(いらか)の波と雲の波
柱のキズは何故「おととし」?年の離れた弟への切ない思い
・茶摘
夏も近づく八十八夜、
・夏は来ぬ
卯の花の 匂う垣根に
時鳥(ホトトギス) 早も来鳴きて
忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ
こいのぼり、子供の日、立夏、母の日、五月祭(ヨーロッパ)
改めて、調べてみると、幼少期の「忘れていた記憶や知識、思い出が
蘇る」ように感じます。
そう言えば、5月は、こいのぼりや子供の日、母の日等々がある月か、と。
また、5月6日を過ぎると、「立夏」を迎え、夏に向かう、との事。
もう夏に向かうのか、そして6月は、梅雨の時期でもあります。
新型コロナウイルス影響拡大で、ついつい忘れがちになる楽しい記憶や
思い出、いつもと違う大型連休-ゴールデンウイーク(GW)の過ごし方、
外出自粛などでの飲食店や大型商業施設の休業等々。
早く、「日常」に戻って欲しいと願うと共に、一人ひとりの「見識」に
頼るしかないのでしょうか。
このまま、政府に頼るのはいけないことなのでしょうか。
折角のゴールデウイーク。
なるべく近場で、蜜をさけ、少しでも「楽しかった思い出」をつくって
いただければと思います。
2021.5.2
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美