Coffee Blake-令和3年7月23日(金) ①
「定年後を考える」
あなたは、「定年-満60歳」まであと何年ですか。
あと数年で「定年」を迎える方に対しては、今からでも、是非、「ライフ
プラン」と「ライフデザイン」を作成してみてはいかがでしょうか。
□ ライフプランとライフデザインとは?
ライフプランとは、生涯の生活設計のことです。
「将来、こうなりたい」、「こういうことをしたい」というような、
個人個人がもつ将来の夢や希望の計画です
これに対し、ライフプランを方向づけ、個人の基本的な生き方や人生に
対する 価値観が表れたものをライフデザインとよんでいます。
私は、若いうちから、作成することをお勧め致します。
決して、「定年」を迎えるから作成するのではなく、「これからの人生を
考える」一つの指針として、考えてみてはいかがでしょうか。
また、「ファイナンシャル・プランニング」も、大事だと思います。
□ ファイナンシャル・プランニングとは?
個人の収入や資産・負債、保障内容などに関するあらゆるデータを集め、
要望や希望・目標を聞き、現状を分析した上で、それに基づいて顧客の
ライフプラン上の目標を達成するために、必要に、応じて弁護士、
税理士等の専門家の協力を得ながら、ライフプランにそって貯蓄計画、
保険・投資対策、税金対策など包括的な顧客の資産設計を立案することを
ファイナンシャル・プランニングといい、それを実行していくための
手助けを行う専門家をファイナンシャル・プランナーといいます。
(それぞれをFPと省略して呼ぶことが多いです)
そして、「終活-エンディングノート」の作成も必要と思います。
□ 終活-エンディングノートとは?
エンディングノートとは文字どおり、自分の人生の終末について記した
ノートです。万が一に備えて、家族や友人に伝えておきたいことや自分の
希望などを書き留めておけます。
このように、「歳(年齢)を経る」なかで、いろいろな事柄が必要となります。
別に必要不可欠なモノではないのですが、「自分の棚卸し」を「節目
節目」で行うことは、これからの「人生設計」を振り返ると共に見直して
みる、または修正変更してみる、良い機会である「ポイント」と捉えては
いかがでしょうか。
例えば、満60歳で定年を迎えるにあたり、「再就職」か「再雇用」か、の
選択が必要になります。
「継続雇用制度」で働いた場合は、「満65歳で、契約満了」となるか、
もしかしたら、「満70歳で、契約満了」を迎える時代になっているかも
知れません。そして、「継続雇用制度」を終えた後の働き方について、と
「定年」後も、3回-満60歳、満65歳、満70歳の起点が考えられます。
また、「定年」後を考える上で重要なのは、「人生100年時代」と「年金
2000万円問題」です。
ご自身の「ライフプランニング」等を作成するにあたり、この2つの問題も、
十分に検討すべき事柄です。
それでは、インターネットでご参考になる記事を検索致しましたので、
ご紹介したいと思います。
2021.7.23
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美
この続きは、次回に。