Coffee Blake-令和3年9月3日(金)「心に残る言葉」
日経新聞-2021年(令和3年)8月27日(金曜日)の記事で、
「心に残る言葉」であり、
「元気づけられる言葉」をご紹介したいと思います。
少しでも、そのように感じていただければ、幸いです。
2021.9.3
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美
人生は縁と運(5)
アース製薬社長 川端 克宣さん
社会に出て、働いている人たちを見ていると、個々の能力差はそれほど
ありません。
差が出るのは、人生の様々な縁を生かせる運を持っているかどうか。
コロナは私たちの生活を大きく変えましたが、お客様の生活をより良く
したいという、私たちの思いは変わりません。
何のためにこの商品を作り、売っているのか。
社会や地球に貢献するためなんだという基本を、忘れてはならない。
人生100年の羅針盤
生き抜くことが人生
スズキ相談役 鈴木 修さん(91歳)
● 昨今「人生100年時代」と言われています。
まさにそれを地で行く人生ですね。
「当たり前の話ですから。生き抜くと言うことが重要なのではないで
しょうか。
人間が生き抜くために仕事はある。仕事は私にとって呼吸なのです。
それくらい自然なことです」(中略)
「『会社を潰してはならない』、そして『「会社の発展、これが人生』と
思い、ひたすら走り続けてきた。挑戦を続けることが健康の源なので
しょうね。
『私の年齢は7掛け』と言い続けてきましたが、今も心身ともに健康です」
● 経営の最前線から退いて、戸惑いや気持ちの変化などは。
「楽しいですよ。人生100年と考えればまだ10年もある。
卒寿(90歳)を迎えて、これからの10年は社会に貢献するためにどうある
べきかを追い求めていきたい。退任はしましたが、生涯現役の気構えで
います。生き抜くという道に終点はありません」 (中略)
● 食事に気を配っているところはありますか。
「好き嫌いはありません。肉料理をよく食べますね。(中略)」
● 自動車の運転免許は今もお持ちですか。
「80過ぎまで持っていましたが、すでに返納しています」
● 老い、そして生と死についてはどう考えていますか。
「生き抜くことが人生という考え方ですから、そのためには老いていく
なか、いつまでも健康でいたいと思います。夕刻にご飯を食べて眠り、
朝になったら冷たくなっていたというような『ピンピンコロリ』が理想
的です」
「生と死を区別することには異論があります。精神は永遠に生き続けると
思っています。
私のお墓は生きているうちにつくりました。
精神は身体の代わりにお墓に宿り、生き続ける。
死を恐れることなんてありませんよ」
「人生の様々な縁を生かせる運を持っているかどうか」
「生き抜くと言うことが重要」
「楽しいですよ。人生100年と考えればまだ10年もある」
「生き抜くという道に終点はありません」
『ピンピンコロリ』が理想的です。 等々。
タイトルにありますように、「人生は縁と運」「生き抜くことが人生」、
経営者としての考え方、実経験からの言葉の重みを感じます。
人生訓にも通じるのでは、ないでしょうか。
人生訓
人生とは何か、
人生とはどういうものか、
人はどう生きるべきか、
といった事柄に関する教え(含蓄に富んだ言葉)のこと。
2021.9.3
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美