Next Stage 令和4年2月6日「NIKKEI プラス1」①
日経新聞 2022年(令和4年)1月22日 「NIKKEI ブラス1」に〝英略語
知らずに使ってる?〟の記事が掲載されておりました。
既にご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、〝おさらい〟も含めて、
記事をご紹介したいと思います。
1位から10位までとなります。3回に分けて「代表のブログ」でご紹介
させていただきます。
2022.2.6
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美
NIKKEI ブラス1
〝英略語 知らずに使っている?〟
URLやIoT、SDGs—–。
よく耳にするけれど何の略が分からない英略語は意外と多い。
ニュースや日常生活で聞く英略語のクイズを1000人超の日経プラス1
読者に出題。
正答率が低かったものから順にランキングした。
1位 PFIのIは 30.1%
① Investment(出資)
② Initiative(主導権)
③ Introduction(導入)
PFIとはPrivate Finance Initiativeのことで、民間資金を活用した社会資本
整備を指す。公共施設の整備や運営を民間セクターに委ね、その資金や
ノウハウを活用する手法だ。
回答者の約6割がIの頭文字をinvestment(出資)と答えたが、正しくは
Initiative(主導権)。
従来は国や地方公共団体などが担っていた公共事業を、民間が主導権を
持って維持管理まで一貫して行い、より効果的で良質な公共サービスの
提供を目指す。
PFI方式は1990年代に「小さな政府」を標榜した英国で財政改革の一環
として導入された。日本でも99年にいわゆるPFI法が制定され、導入が
広がった。公園や上水道などの整備のほか、関西国際空港や伊丹空港の
運営権売却もFPIを活用したもののひとつだ。
<正解は②>
2位 URLのLは 34.2%
① Locator(探知器)
② Label(ラベル)
③ List(リスト)
「あとでお店のURLを送っておくね」といった際に、日常生活でもよく
耳にする「URL」。
その正式名称はUniform Resource Locator。
直訳だと「統一資源位置指定子」と何やら堅苦しい用語だ。
1991年、インターネツトを構成するワールドワイドウェブ(World Wide
Web)のシステムを公開したティム・バーナーズ・リーによって命名された。
URLはネット上の情報の住所のようなもの。
文字列には情報へのアクセス方法や場所、データの名前などが埋め込ま
れており、正しく入力すれば目的のページにたどり着くことができる。
一方でリンク先のウェブページが削除されていたり、URLが変更されて
いたりすると目的の情報にたどり着けない。
このような状態を「リンク切れ」などと呼ぶ。
<正解は①>
3位 PRのPは 35.4%
① Public(公の)
② Personal(個人の)
③ Promotion(販売促進)
就職活動の「自己PR」、地域の「PR施策」などという使われ方から
PRを「プロモーション」と勘違いする人も多いが、Public Relationsの
略だ。
組織とそれを取り巻く公衆(Public)との間によい関係(Relations)をつくる
ための活動を指すこの言葉は、19世紀末ごろから米国で広まった。
日本に導入されたのは第2次世界大戦後とされる。
日本語では主に広報と訳されるが、社会に対して情報発信するだけでなく、
社会の声を広く聞き、社会に合わせて変化・改善していくこともPRでは
重要。しかしPRというと「宣伝」の意味合いで受け取られることも多く
なっており、就活で自分の良いところをアピールする「自己PR」もその
意味合いが強いようだ。
<正解は①>
この続きは、次回に。