P.F.ドラッカー 「仕事の哲学」⑨
DRUCKER SAYINGS ON INDIVIDUALS
第4章 強み
何事かを成し遂げられるのは、
強みによってである。
弱みによって何かを行なうことはできない。
—-『明日を支配するもの』
□ 自分の強みはわかりにくい
誰もが、自分の強みはよくわかっていると思う。
しかし、たいていは間違っている。
わかっているのは、せいぜい弱みである。
—-『明日を支配するもの』
□ 強みを知る唯一の方法
何かをすることに決めたら、何を期待するかを書きとめる。
九か月後、一年後に結果と照合する。私自身これを五○年続けている。
そのたびに驚かされる。誰もが驚かされる。
こうして自らの強みが明らかになる。
自らについて知りうることのうち、この強みこそ最も重要である。
—-『明日を支配するもの』
□ 知的な傲慢を改めよ
知的な傲慢を改め、自らの強みを十分に発揮するうえで必要な技能と
知識を身につけなければならない。
—-『明日を支配するもの』
□ 自らの強みに集中せよ
不得手なことの改善にあまり時間を使ってはならない。
自らの強みに集中すべきである。
無能を並みの水準にするには、一流を超一流にするよりも、遥かに多くの
エネルギーと努力を必要とする。
—–『明日を支配するもの』
この続きは、次回に。