お問い合せ

Bridge to success(成功への懸け橋)   ⑥

□ ステータスを持ち続け、維持する

 

私は、毎週土・日曜日はアルバイトで清掃業務を行なっております。

午前7時から午前10時までの1日3時間。勤務年数も約1年が過ぎてしまい

ました。

仕事先は、大手自動車メーカーの高級自動車のショールームとなります。

 

働いてみて感じることは、大変な仕事であると共に「自分との戦い」で

あるとつくづく感じます。

なぜならば、平日は別のスタッフが清掃業務を行なっており、「今日は、

綺麗だから手を抜くか」「今日はここの清掃は、大まかでいいか」等々、

いろいろな思いが交錯するからです。

ついては、「自分との戦い」に負けないように、「今日もサボらず、

手を抜かないで」と心に決めて仕事をしております。

 

そして、感じることはショールームの内装や備品類、車両をみていると

「ステータス」と言う言葉が浮かんでくるのです。

 

「ステータス」と言う言葉を改めて調べてみると、

ステータス「status」※ステイタスとも、社会的地位。また、それを

表すもの。となります。

 

それでは、社会的地位(しゃかいてきちい)とは、どう言う意味でしょうか。

社会の中に確立された、人々の名誉や威信を伴う位置となりますが、

私自身の社会的地位とは何かと考えますと、大まかに、

 

・会社経営と複数の兼業・副業をしている67歳の高年齢者。

・家族構成で言うと、妻、子供3人、孫4人の祖父である。

 

従って、「名誉や威信を伴う位置」ではないかもしれませんが、プライドを

持つことが大事だと感じます。

プライド(pride)とは、誇り。自尊心。自負心。

 

「誇りを傷つけられた」「仕事に誇りをもつ」等々に使われますが、

人間誰しも「プライド」は持っていると思いますし、持ち続けたいと

思っています。

 

それでは、自尊心とはどう言う意味でしょうか。

 

・自分の人格を大切にする気持ち。また、自分の思想や言動などに

 自信をもち、他からの干渉を排除する態度。プライド。

 「自尊心を傷つけられる」

 

そして、自負心とは、何でしょうか。

 

・自分の才能や仕事について自信を持ち、誇りに思う心。

 「自負心が強い」

 

改めて思うことは、どんな社会的地位であろうとも、どんな些細なこと

でもいいので、プライドを持ち続け、維持することが大事ではないかと

思うのです。

このような思いを抱いたことは、「清掃業務」をすることで学びました。

「清掃業務」は、高齢者の仕事の範疇であるとか、汚い仕事であると

勝手に思っていた私ですが、いざ働いて見ると「社会にとって必要な

仕事である」「多くの高齢者が担っている仕事である」と感じるように

なりました。

 

どんな仕事でも、「無駄な仕事はない」と言うのが私の持論ですが、

これからもプライドを持っていただき、維持することで「夢の実現」に

向けて頑張っていただきたいと思いますし、私も頑張りたいと思っています。

ありがとうございます「清掃業務」。

 

2022年11月2日

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美

 

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