Bridge to success(成功への懸け橋) ⑱
○ 「起業・創業」に「ウェルビーイング」を求めて
今日から、令和4年12月1日となります。
早いものですね。もう一か月で令和4年も終わり、令和5年を迎えようと
しております。
今日-令和4年12月1日の日経新聞を読んでいて、気になった言葉があります。
それは、「アバター」と「ウェルビーイング」です。
アバターとは、サンスクリット語で「神の化身」を意味する
「avataara(アヴァターラ)」を語源とする英語で、「化身」
「具現」「権化」などの意味を持つ。
ITの分野では、インターネットやゲームなどの仮想空間上に
登場するユーザーの分身となるキャラクターを指す。2022/05/02
令和4年12月16日から、映画「アバター2」が上映されます。
今から、楽しみにしております。
今回は、「ウェルビーイング」について、お話ししたいと思います。
以前にも「代表のブログ」で取り上げましたが、違う観点から私見を
述べたいと思います。
インターネットで検索致しますと、
ウェルビーイング「well-being」とは?
ウェルビーイングとは、すべてが満たされた状態かつ継続性のある
幸福を意味します。ウェルビーイングが指す「すべてが満たされた
状態」は、ウェルビーイングという言葉が初めて使用された世界保健
機関(WHO)憲章に示されています。
Health is a state of complete physical, mental and social well-being and
not merely the absence of disease or infirmity.
健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、
肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた
状態にあることをいいます。
ウェルビーイングは身体の健康状態が良好であるだけではなく、「肉体
的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態」の
幸福を意味しています。
ここからはウェルビーイングの要素やSDGsとの関わりについてご説明
します。
PERMA
ウェルビーイングには「PERMA」という指標があります。PERMAは、
ポジティブ心理学を提唱したマーティン・セリグマンによりウェルビー
イングを測定する際の構成要素として示され、以下の5つの要素の頭文字を
取った指標です。
● Positive Emotion(ポジティブ感情)
● Engagement(エンゲージメント)
● Relationship(関係性)
● Meaning and Purpose(人生の意味や仕事の意義、および目的の追求)
● Achievement/ Accomplish(何かを成し遂げること)
これらの要素のレベルが向上するほど幸福に近づくとされています。
世の中が進歩・発展することで、良いこともあれば弊害が生じることも
あります。
私が社会人時代、社長や上長等に対して「お言葉ですが」と言いながら、
自分の考えを発言しておりました。
今考えると、よく言う「イエスマン」ではなかったように感じます。
イエスマン(yes-man)
信念がなく、何を言われても「はい、はい」と人の言いなりになる人。
どんなことでも権力や目上の人の命令に全くさからわず無批判に従う人。
私は、現在、会社経営の傍、副業・兼業をしております。
副業先・兼業先でも私は、「イエスマン」ではありません。
しかし、仕事に関しては、常に「実行垂範・職務向上追求」を心掛けて
おります。
簡単に申し上げますと、「会社(副業先・兼業先)のためではなく、自分
自身のため」であれば、「働き甲斐」「生き甲斐」「やり甲斐」を感じ
ると言う事です。イコール、副業先・兼業先に対してもメリットにつな
がると信じています。
それでは、次に「PERMA」をより詳しく、調べてみましょう。
● Positive Emotion(ポジティブ感情)
愛情、感謝、喜び、希望などのポジティブな感情が高まると、自分の
考え方や物事の見え方が変わり、自分自身をよりよく変えることに
積極的になり、もっと成長しようとする意識が芽生えます。
ポジティブ感情がもたらす効果の具体的な例です。
・ホジティブ感情は、私たちの思考と行動のリパートリーを拡張する。
・ポジティブ感情は、ネガティブ感情を打ち消す。
・ポジティブ感情は、レジリエンス(回復力)を高める
・ポジティブ感情は、感情自体は一時的であっても、長期にわたって
役立つ重要な身体的、知的、社会的、心理的資質の形成を促進する
・ポジティブ感情は、心がより健康になる上向きの発展スパイラルを
引き起こす
● Engagement(エンゲージメント)
エンゲージメント(engagement)とは、「婚約」「誓約」「約束」
「契約」などの意味を持つ英単語です。
使用シーンによって意味合いは異なりますが、「深いつながりをもった
関係性」を示す言葉といえます。
● Relationship(関係性)
関係性(かんけいせい / relationship)とは、人と人が結びついている
関係のありようのことをいいます。その関係が支配や依存にもとづいて
いるものなのか、お互いに主体的なつながりによるものなのかによって、
そこに関わっている個人個人の生活や健康のかたちが異なってきます。
関係性の病として代表的なものが共依存です。
このように調べてみると、やはり「心理学」ですね。
私は、極力ストレスを持たない、感じないように心掛けております。
従って、世の中がいくら進歩・発展したとしても「弊害」「ストレス」
等々を最小にし、克服していこうと思っています。
現代は、「多様性」「リスキリング」「副業・兼業」「ギグワーカー」
等々、いろいろな言葉が飛び交っておりますが、「生き方」にはいろ
いろな選択肢が必要となります。
私は、「起業・創業」に「ウェルビーイング」を求めて、株式会社シニア
イノベーションを設立致しました。
「働き甲斐」「生き甲斐」「やり甲斐」を求めて。
よく聞きます「ウェルビーイング」。
改めて、現在の自分自身、これからの自分自身に向けて、考えて見ては
いかがでしょうか。
2022年12月1日
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美