「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」を考える ⑪
今日は、ラグビーワールドカップ2023日本対イングランド戦後半を
テレビ観戦中です。日本が善戦しております。
結果はどうあれ、最後まで応援したいと思います。
—-「日々を新鮮な心で迎えるため- くふうする生活」より抜粋—
とにかく考えてみること。くふうしてみること、そしてやってみること。
失敗すればやりなおせばいい。やりなおしてダメなら、もう一度くふ
うし、もう一度やりなおせばいい。
同じことを同じままにいくら繰り返しても、そこには何の進歩もない。
(中略)
おたがいにもう一度考え直そう。きのうと同じことを今日は繰り返す
まい。どんな小さなことでもいい。どんなわずかなことでもいい。
きのうと同じことをきょうは繰り返すまい。多くの人びとの、このわ
ずかなくふうの累積が、大きな繁栄を生み出すのである。
—-「ともによりよく生きるために—縁あって」より抜粋—
おたがいにこの世における人と人とのつながりを、もうすこし大事に
してみたい。もうすこしありがたく考えたい。不平や不満で心を暗く
する前に、縁のあったことを謙虚に喜びたい、その喜びの心で、誠意
と熱意をもって、おたがいのつながりをさらに強めてゆきたい。
そこから、暗黒をも光明に変えるぐらいの、力強い働きが生まれてく
るであろう。
—-「ともによりよく生きるために—あいさつをかわす」より抜粋—
あいさつにも色々とあろうが、要は、私たちはもっと、あいさつとい
うものを大切にしたい。明るく朗らかに、あいさつをかわしあうこと
を心がけたいものである。
—-「ともによりよく生きるために—サービスする心」より抜粋—
与え与えられるのが、この世の理法である。すなわち、自分の持てる
ものを他に与えることによって、それにふさわしいものを他から受け
るのである。これで世の中は成り立っている。
だから、多く受けたいと思えば多く与えれば良いのであって、充分に
与えもしないで、多く受けたいと思うのが、虫のいい考えというもの
で、こんな人ばかりだと、世の中は繁栄しない。
(中略)
どんな人にでも、探し出してくれば、その人だけに与えられている尊い
天分というものがある。その天分で、世の中にサービスをすればよい
のである。サービスのいい社会は、みんなが多く与え合っている社会で、
だからみんなが身も心もゆたかになる。
おたがいに繁栄の社会を生み出すために、自分の持てるもので、精いっ
ぱいのサービスをしあいたいものである。
—-「ともによりよく生きるために—長所と短所」より抜粋—
この協同生活を円滑に進めるためにも、いろいろの心くばりが必要だ
けれども、中でも大事なことは、おたがいにまわりの人の長所と欠点
とを、素直な心でよく理解しておくということである。
そしてその長所を、できるかぎり発揮させてあげるように、またその
短所をできるかぎり補ってあげるように、暖かい心で最善の心くばりを
するということである。
(中略)
長所と短所と—-それは人間のいわば一つの宿命である。その宿命を
繁栄に結びつけるのも貧困に結びつけるのも、つまりはおたがいの
心くばり一つにかかっているのではなかろうか。
「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」を考える参考にしたいと思います。
2023年9月18日
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美