「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」を考える ㉜
令和5年10月も今日が最後となります。
また、「ハロウィン」でもあります。
残り2ケ月を有意義に過ごすことを心がけて、仕事に、私生活に、
頑張りたいと思います。
—–「自主独立の信念を持つために-わが身につながる」—-
何でもかんでも、わるいことはすべて他人のせいにしてしまったら、
これほど気楽なことはないだろう。すべて責任は相手にあり、都合の
わるいことは知らぬ存ぜぬである。
だがしかし、みんながみんなこんな態度で、責任の押しつけ合いを
していたならば、この世の中、はたしてどうなることか。
(中略)
すべてを他人のせいにしてしまいたいのは、人情の常ではあろうけ
れども、それは実は勇気なき姿である。心弱き姿である。そんな人
びとばかりの社会には、自他ともの真の繁栄も真の平和も生まれない。
おたがいに一人前の社会人として、責任を知る深い反省心と大きな
勇気を持ちたい。
—–「自主独立の信念を持つために-教えなければ」–
人間はえらいものである。たいしたものである。動物ではとても
できないことを考えだして、思想も生みだせば物もつくりだす。
まさに万物の王者である。
(中略)
教えずしては、何ものも生まれてはこないのである。教えるという
ことは、後輩に対する先輩の、人間としての大事なつとめなのである。
その大事なつとめを、おたがいに毅然とした態度で、人間としての
深い愛情と熱意をもって果たしているかどうか。
教えることに、もっと熱意を持ちたい。そして、教えられることに、
もっと謙虚でありたい。教えずしては、何ものも生まれてはこない
のである。
—–「自主独立の信念を持つために-学ぶ心」–
自分ひとりの頭で考え、自分ひとりの知恵で生みだしたと思って
いても、本当はすべてこれ他から教わったものである。
教わらずして、学ばずして、人は何一つ考えられるものではない。
(中略)
よき考え、よき知恵を生み出す人は、同時にまた必ずよき学びの
人である。
学ぶ心さえあれば、万物すべてこれわが師である。
(中略)
どんなことからも、どんな人からも、謙虚に素直に学びたい。
すべてに学ぶ心があって、はじめて新しい知恵も生まれてくる。
よき知恵も生まれてくる。学ぶ心が繁栄へのまず第一歩なので
ある。
「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」を考える参考にしたいと思います。
2023年10月31日
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美