シニアアカデミー「レディス&ジェントルマン」世田谷校⑭
今回は、「家屋購入」と「賃貸」について、どちらが得かを調べて見ました。
私の場合は、満35歳の時に「マンション購入」。
現在は、賃貸マンションに住んでおります。
現在、「不動産バブル」との事。少しでも、ご参考になれば幸いです。
□ マンションを買った方がいい人は?
○ マンション購入が向いている人
収入が安定している人や勤続年数が長い人などは、住宅ローンの審査に通過しやすい
傾向にあるため、マンション購入を検討しても良いでしょう。
また、家賃の支払いをもったいないと感じるのであれば、住宅ローンの返済が終わった
あと自分自身の資産となるマンション購入がおすすめです。2021/02/25
□ 賃貸の方がいい理由は何ですか?
○ 賃貸に住むメリット
賃貸住宅に住むメリットは、
1.気軽に住み替えができる、
2.メンテナンスを気にしなくて良い、
3.固定資産税などの税金を払う必要がない、 の3つが挙げられます。2023/03/31
□ 一人暮らしでマンションを購入するにはいくらの年収が必要ですか?
○ 一人暮らしのマンション購入に必要な年収は額面上概ね350万円
一人暮らしのマンション購入に必要な年収は、額面上概ね350万円以上が目安です。
額面上概ね350万円あれば、住宅ローンの審査を通過できる可能性があります。
大手企業の正社員や公務員であれば、「安定している」とみなされて住宅ローンの
審査が通りやすくなります。2022/09/29
□ 「持ち家VS賃貸」どっちがお得?
○ 50年間住み続けるのに必要な費用を徹底比較?
今回の調査では、4000万円で持ち家を購入した場合と、家賃13万円の賃貸物件に
住んだ場合で、50年間住み続ける生涯コストに、2000万円以上の差が生じることが
分かりました。賃貸は、初期費用が抑えられる分、長期にわたり住宅コストがかかり
続け、老後も減ることはありません。2023/05/02
それでは、「不動産 Lesp Up」のホームページより、一部抜粋にてご紹介致します。
詳細は、上記ホームページでご覧下さい。
□ マンションの賃貸と購入はどちらがおすすめ
○ メリットとデメリットで比較!
賃貸マンションと、マンションの購入はどちらもメリットデメリットが存在します。
どちらが圧倒的に良くて、どちらが一方的によくないということはないでしょう。
特に仕事柄転勤が多い人の場合、一つの所に留まることが難しいため、マンションを
購入してしまうと負担が大きくなってしまう可能性があります。
ですが、転勤がなく同じ場所もしくは移動したとしても通勤できる範囲内という状況下
で比較してみると、金銭面ではマンション購入は決して高いとはいえません。
購入の場合、初期費用として、頭金や諸費用で数百万円必要です。
そのため初期費用で発生する金額が高いと感じてしまうでしょう。
しかしその後月々に支払う金額は定年後の賃貸と比べると大幅に減少します。
30歳から80歳まで賃貸とマンション購入した場合、どの程度費用がかかるか計算した
ところ、以下の金額が出ました。
賃貸の場合、初期費用やそのた引っ越し料などを含めても数十万円程度です。
月々に支払う家賃が30代から50代半ばまで約14万円とします。
50代半ばからは家族が独立し少し狭い部屋へ引っ越すと考えて9万円程度としましょう。
引っ越しの際にも費用は30万円程度かかると想定します。
30歳から80歳まで、この金額を支払った場合、50年間にかかる費用は7,000万円に
届かない程度です。
3,000万円のマンションを頭金500万、ボーナス加算なし、固定金利1.5%の35年ローン
で購入した場合、約3,215万円が住宅ローンの支払いになります。
このほかに、固定資産税や都市計画税の総額を1,000万円とし、引っ越し費用を30万円
とします。
そのほかに管理費を月々2万円とした場合、おおよそ6,000万円かかります。
さらにそこから、部屋のリフォームやリノベーション、購入時の諸費用を合わせると
多く見積もって7,000円万強くらいの概算となります。
上記のことから、賃貸マンションとマンション購入では、購入価格によって異なります
が、何千万単位での差はなく若干賃貸マンションの方が安いという結果となりました。
しかし、それほど差がない費用を支払うのであれば、一方は自身の所有物つまり資産と
なりますが、もう一方は資産とならないため、資産になる購入の方がメリットがあると
考えられます。
○ まとめ
マンションの賃貸と購入においてどちらが良いかというのは、自身の仕事やライフ
スタイルによって変わってきます。
・仕事の転勤は一切ないもしくは、あったとしても通勤ができる範囲内
・定年後収入が減った際に、居住費の負担を感じたくない
・資産として子どもに残したいあるいは、いずれ売却して現金化したい
と考えている人であれば、マンションを購入するのも良いでしょう。
マンション購入する場合は、さまざまな状況をシミュレートした上で後悔のない
ようにするべきです。
そのためには、一人で考えるよりも詳しい専門の人に相談するのが良いでしょう。
自身の状況や現在のマンション事情をより熟知している、えんホールディングスに
ご相談ください。どのような些細なことでも親身になって相談に乗ります。
以前の「代表のブログ」でもお伝え致しましたが、高齢者になった場合は、「病院
施設が近い」「買い物の利便性が良い」「交通網の利便性が良い」「近くに介護施設が
ある」の4点セットが整っている地域に住まいを移すとよいと聞いたことがあります。
以前「コンパクトシティ」構想がありましたが、「失敗」に終わったらしいと聞きました。
「住まい」を購入する、賃貸する等々は、十分にご検討の上、決断していただければと
思います。
次回は、「コンパクトシティ構想」について、お伝え致します。
2024年4月29日
シニアアカデミー 「レディス&ジェントルマン」
事務局長 齊藤 弘美