お問い合せ

Think clearly シンク・クリアリー  ⑥の補足

「Think clearly シンク・クリアリー  」の中で、

 

「選択肢はひとつだけ」と言う状況を自らつくる

  なんとわざと船を沈没させて、自分と配下の部隊の退路を断った。

 

と言う文章があります。

 これを読んでいて、日本にも同じような意味を持つ言葉・文章があることを思い出し

ました。

 それは、「退路を断つ」「背水の陣」です。

 

インターネットで検索してみました。

始めに、「退路を断つ」。


 

□ 退路を断つ

 

退却する手段や道筋をなくすこと、どうやっても後に退けない状況にすること

などを意味する表現。

 

□ 「退路を断つ」の言い換えは?

 

○ 「退路を断つ」の言い換え・類義語

 

     ・退路を断つ

     ・逃げ道を無くす

     ・逃げ道をなくす

     ・袋の鼠にする

     ・袋のネズミにする

     ・挟み撃ちにする

     ・挟撃する

     ・追い詰める

 

□ 退路を絶たれるとはどういう意味ですか?

 

逃げ道をふさがれること、手を引くことができない状況に陥ることなどを

意味する表現。

 

□ 退路を断たれるということわざは?

 

「智に働けば角が立つ」

 

○ 夏目漱石の「智に働けば角が立つ」の意味は?

 

世間の人々と付き合う上では、頭の良いところが見え過ぎるなら嫌われるし、

あまりにも情が深いならそのことにより流されてしまう。

このためと情のバランスを上手にとらなけれならず、これはなかなか困難な

ことということである。

この言葉は夏目漱石が39歳のときに発表した小説『草枕』からの言葉である。

 

□ 「智に働けば角が立つ」は誰の言葉ですか?

 

夏目漱石の小説「草枕」の冒頭の部分。

 

□ 「智に働けば角が立つ」とはどういう意味ですか?

 

さて、この『草枕』の冒頭だが、皆さんはどのような意味だとお考えだろうか。

「智に働けば角が立つ」は、理性や知恵だけで割り切って振る舞っていると、

他人と摩擦を起こすといった意味である。2015/08/10

 

□ 草枕の「智に働けば角が立つ」の意味は?

 

「智に働けば角が立つ、情に棹させば流される」

 理知だけで割り切っていると他人と衝突するし、他人の感情を気遣っていると、

自分の足元をすくわれる。 夏目漱石の小説「草枕」の冒頭の部分。


次に、「背水の陣」。

インターネットより、抜粋致しました。


 

   背水之陣(はいすいのじん)

   退路断ち決死の覚悟で戦う

 

川を背にして陣をしく。逃げれば水に溺(おぼ)れてしまうので、前へ進むしかない。

そのように、決死の覚悟で戦う。退路を断つこと。

『史記』に見える韓信(かんしん)の戦法。韓信は趙(ちょう)(戦国七雄の一つ。

河北・山西にあった大国)との戦争で、黄河を背に陣をしいた。

それを見て趙軍は初め大いに笑った。当時の兵法では「山を背にし、水を前にする」の

が有利としたのだ。

ところが、実際には逃げ場のない韓信の兵は、かえって必死になって戦ったのでついに

趙にうち勝った。「軍を死地に置く」という戦法である。

このように、物事を必ず成功させようとする時、逃げ場のないような状態に自分を追いこむ。

受験勉強などに応用のきく必勝法だ。


全国漢文教育学会長
石川 忠久 


 

本を読んでいると、ちょっとした文章からいろいろな記憶がよみがえります。

そうすると、気になってしまいインターネットで検索をすると言うのが私の日常です。

 

2024年9月28日

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美

 

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