今日の気づき-「コンフォートゾーン」
2024年10月1日より、日経新聞「私の履歴書」は、KKR共同創業者兼会長 ヘンリー・
クラビス氏が担当・掲載されております。
□ KKRとはどのようなファンドですか?
コールバーグ・クラビス・ロバーツ(Kohlberg Kravis Roberts、KKR & Co. L.P. 以下、
KKR)は、1976年に設立されたオルタナティブ資産運用を行う世界最大級のプライ
ベート・エクイティ・ファンドであり、KKRジャパンはその日本法人。
今日-2024年10月3日は、サブタイトル「シャイ」ということで掲載されておりました。
この文章の中で、
【マークルはシャイな私を川に放り、強制的に泳がせた。ディズニーも機会をくれた。
私はKKRでも、「勇気を持て」「新しいアイデアを試せ」と。
例えそれが失敗に終わっても、教訓を得ることができる。「コンフォートゾーン(居心
地がいい領域)から脱出せよ」。これこそが人を教育するとき、最優先に考えるべきだ。】
□ コンフォートゾーンとは?
コンフォートゾーンとは、ストレスのない居心地の良い環境や精神状態のことです。
英語の“comfort”は、「快適」「癒し」という意味を持ち、“zone”は「地帯」「領域」
という意味であるため、あらゆる事象の「快適な領域」と捉えることができます。
心理学上、精神状態における快適な領域を指すことが多いです。
そして、「マークルはシャイな私を川に放り、強制的に泳がせた」。は、次のような
例えを思い出します。
□ ライオンは子供を崖から落とすとはどういう意味ですか?
わが子に厳しい試練を与えて才能をためし、りっぱな人間に育てあげることのたとえ。
[解説] 獅子は、生まれた子を深い谷へ投げ落とし、生き残ってはい上がってきたものだ
けを育てるという言い伝えによることば。中国から伝わったもので、日本では、歌舞伎
舞踊「連獅子」で知られますが、中世にはすでに広まっていました。
私は、
「勇気を持て」「新しいアイデアを試せ」。
例えそれが失敗に終わっても、教訓を得ることができる。
「コンフォートゾーン(居心地がいい領域)から脱出せよ」。
これこそが人を教育するとき、最優先に考えるべきだ。
この言葉に、勇気をいただきました。
2024年10月3日
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美