私の起業目的-9
海運業-自社船3隻の賃貸と不動産・保険代理店として自社ビルを賃貸している会社に入社。
経理・財務責任者の他に、不動産業務・保険代理店業務を兼務。
保険代理店は、三井住友海上火災の生損保を扱っており、生保募集代理人、
損保募集代理人の試験をうけ、募集代理人として仕事を致しました。
仕事としては、経理・財務に関してはボリュームもなく時間が余る状況でした。
ついては、不動産業と保険代理店を勉強すること致しました。
その当時の担当税理士事務所は、ライブドア事件に起訴された公認会計士が代表を
務める公認会計事務所でした。
その当時の社長と公認会計事務所の責任者は、慶應幼稚舎からの親友と伺って
おりました。ライブドア事件は私にとっては、人生の岐路となりました。
当時の社長が、「顧問契約の解除」と「取締役退任」を親友に対し一方的に実行した為、
私はその社長に「友達が一番困っている時に追い打ちをかけるような事はしない方が
よい」と述べました。その時の返答は、「誰から給料を貰っているんだ」と。
私は、こんな奴から給料を貰って働くのは本意じゃないと思い、翌日辞表を提出して
退職致しました。
私は思います。
① 働くならば、尊敬できる人のもとで働くこと。
入社する際は、会社の良いとこ、悪いことはわかりませんが、
働いてみるうちに会社の良いとこ、悪いとこ、良い人、気に食わない人、
うまが合う人、合わない人が自然とわかってきます。
② 尊敬できる人の為に自分に何ができるか、すなわち会社の為に何ができるかを
日々考えること。
③ 日々考え、日々努力することで、待遇もそのうちについてきます。
能書きだけ垂れて、実績と成果が伴わなければ「絵に描いた餅」です。
私はこれまでに、いろいろな経営者のもとで働いてきました。
私の若い時代は、「就職したら定年まで」の終身雇用制がほとんどでした。
私の場合は、いろいろな会社で働いてきましたので普通の方とは違っていると
思います。これまでの知識と経験を生かして、また就職先を探そうと決意しました。
この続きは、次回で。