私が以前勤務していた会社は、完全なる同族会社-中小企業でした。

それも悪い意味での同族会社に当たると思います。

私の経歴の中ではワースト1に入ります。

6年間定期昇給なし、賞与なし。粉飾決算も連続6期、長期借入金残高約5.8億円、

グループ全体の長期借入金残高約13億円。

「何故、そんな会社に勤めていたの。さっさと辞めてしまえば」と思われる

かも知れませんが、生憎その当時は仕事もなく景気もよくありませんでした。

年齢50代半ばの中年男性を雇用する会社など皆無と思うべきです。

従って、私は在職中から毎週土・日・祭日を利用して図書館で会社設立の

準備を兼ね、勉強を開始致しました。

同時に資本金を貯める為、アルバイトもスタート致しました。

主にオリジン弁当-お弁当、惣菜、日高屋-ラーメン、日本一-焼き鳥テイク

アウト専門店で、なるべくは新規オープンの店舗で働きました。

理由は、スタートラインが一緒の為、自分の実力が発揮できる-アピール

できるからです。

私は思います。

①　自分の将来を考えなさい。

②　余暇を利用して、勉強しなさい。それも一番興味あることに。

③　再就職は考えず、独立を考えなさい。

　　人生は長い-今後65～70歳までは働き続けなければなりません。

④　60歳定年以後から平均余命までの必要とする生活費は、約7,800万円と

　　言われております。単純計算で、年間340万円×23年間（83歳迄）。

　　今から準備しましょう。

⑤　１人より「チーム制」がより力を発揮する世の中です。

　　違う感性を持ち、違う能力を持ち、共に目指す道が同じである仲間を

　　今のうちから、探して下さい。

 

次回は、最終-「総括」となります。