認知症にならないための 決定的予防法-82
選択肢セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)
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神経遮断薬—ハロペリドール(ハルドール)など
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非定型神経遮断薬—クエチアピン(セロクエル)など
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アルツハイマー病で使用されるそのほかの薬
・ オランザピン(ジプレキサ)
・ ベンゾジアゼピン
・ 不眠症に使われる薬
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今後の治療—アルツハイマー病の治療で進行中
・ アルツハイマー・ワクチン
・ 神経成長因子
・ モノクローナル抗体治療
・ ベータアミロイド免疫療法
・ セクレターゼ阻害剤の研究
・ 幹細胞
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<将来のために、いまから備えよう>
・ 家族や友達、それに信仰を含む社会的な強い絆、精神面の強いつながりをもって下さい。
全米退職者協会(AARP)の最近の研究によると、ベビーブーム世代の94%が神を信じていますが、
統計では実際に協会などに通って教えを実践している人は、33%にすぎないことがわかっています。
30%の人は、近くの家族も親しい友人もいません。
・健康保険に加入して、将来の金銭的なニーズに備えましょう。
・高齢になっても住みつづけられる、段階的ケアのある住宅・施設を探しましょう。
ベビーブーム世代の多くは山中や谷間の僻地や、極西部地方、さらには外国に退職後の住居を
構えようとしています。
こうした外国の多くは、60歳以上の人を治療するお金も、その意向もありません。
外国人にたいしてはなおさらです。
・いざアルツハイマー病になった場合に、医療介護を任せられる人を探しておきましょう。
老人医療の医師で、あなたが必要とするころにもまだ充分に若い専門家を含むチームを選んでください。
自宅から30分以内で行けて、評判のよい病院を探しましょう。
保険で利用できるリハビリテーション施設があることを確かめ、すぐに福祉施設へ送られないように
してください。
とりわけ最大のものは希望
科学はアルツハイマーとの戦いにおいて重要な進歩をとげましたが、この病気に対する確かな
治療法はまだありません。しかし、予防を通じた希望があることは、医学研究から明らかに
示されています。つねに忘れてはならないのは、神に与えられた最大の財産は、私たちの体と
精神と魂だということです。
四つのステップを通じて、私は脳を最大限に健康にする方法を説明してきました。そして、
より重要なことは、ホルモンの交響楽団のバランスをとり、自分に生来備わった機能を思いどおりに
生かすことによって意欲を保ちつづけ、加齢のプロセスと精神の衰えを緩和することです。
今日では、自立を保ちつづけながら長生きすることは、なんら不可能ではありません。
必要なのは、<いますぐに行動する>決心をすることだけです。
アルツハイマーを防ぐ4ステップの処方箋で、そのための手段はお伝えしました。
今度は、あなたがこれを日々の優先事項にしなければなりません。
アルツハイマー病の特効薬は、明日、開発されるかもしれないし、50年後かもしれません。
しかし、予防は今日から始めなければなりません。
かく言う私も、自分の父親をはじめ、やはりパーキンソン病やアルツハイマー病で亡くなった
イタリアの親戚を助けることができればよかったと悔やんでいます。
どうぞ私や妻や、うちの家族や親しい友人たち、私の患者やその家族たちと一緒に、今日から
4ステップのプログラムを始めましょう!
この続きは、次回に。