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IoTビジネス入門 ⑤

✔️クラウド

 

みなさんがお持ちのパソコンや、スマートフォンはインターネットにつながっていますね。

クラウドというのはその先の世界です。

インターネット上には「サーバ」というコンピュータがあり、そこで様々な処理を行うのですが、

クラウドとはこれ全体を指す概念だと思ってもらうと良いでしょう。

たとえば、iTunes Storeを使って音楽を楽しんだことがある人は多いと思いますが、このiTunes Storeは

クラウド上のサービスです。

iTunes Storeで購入した音楽は、パソコンからアクセスしても、スマートフォンからアクセスしても

同じものを聞くことができます。

他にも、LINEなども同様です。スマートフォンのアプリで使っている方が多いと思いますが、実際は

パソコンでも使うことができます。

これは、クラウド上、すなわち、インターネット上にあるLINEのサーバ内に格納されたデータを、

インターネットを通じてどこからでも読み書きできることを指すのです。

 

✔️人工知能(AI)

 

人工知能については、人工「知能」というくらいだから、ヒトの脳のような役割を果たすプログラムを

想像するヒトが多いのではないでしょうか。

現在、一般的に使われている「青い紙は右に、赤い紙は左に仕分ける」といった単純なルールに従った、

人工知能とは呼べないレベルアルゴリズムから、「一度も通ったことのない道路で、クルマのダッシュ

ボードに備え付けられたカメラが取得した画像データから、道路の状況を判断して自動運転する」と

いったことができるものまで、その技術の差に関わらずそれらは全て「人工知能」と呼ばれています。

まるで難易度も違うし、そもそも実際に使われている技術や論理も違うのですが、本書では、あえて

両者ともに人工知能(AI)と呼びます。

本来、学術的にはヒトの脳の動きを摸した動きをするものを人工知能と呼ぶことが多いです。

 

人工知能について書かれた情報で、「機械学習」や「ディープラーニング」という言葉が出てくる

ことがあります。

この用語の多さも人工知能に対する理解が進まない原因で、きちんと区別できていない人が多いところ

です。

Googleの検索エンジンを使うと、かなり曖昧なキーワードからでも必要な情報を表示してくれ、とても

便利ですが、ここで使われているような人工知能を「機械学習」と呼んでいます。

サンプルとなるデータを元にルールをヒトが教え、応用するタイプのものです。

一方で「ディープラーニング」というのは、サンプルとなるデータを元に機械が自ら学習していく

タイプのものです。

先ほど挙げた、クルマが自律的にぶつからないように運転技術を徐々に自分で学ぶ例もディープラー

ニングの例です。

近年、「機械学習」が用いられた人工知能のサービスが多く出てきていますが、技術としては一般化

してきているため、最近では「ディープラーニング」ができる人工知能がもっとも世界的な注目を

集めています。

 

Googleにて検索

アルゴリズム

 

フローチャートはアルゴリズムの視覚的表現としてよく使われる

アルゴリズム: algorithm)とは、数学コンピューティング言語学、あるいは関連する分野に

おいて、問題を解くための手順を定式化した形で表現したものを言う。

算法」と訳されることもある。

「問題」はその「」を持っているが、アルゴリズムは正しくその解を得るための具体的手順および

根拠を与える。さらに多くの場合において効率性が重要となる。

コンピュータにアルゴリズムをソフトウェア的に実装するものがコンピュータプログラムである

(「文書」という語が説明に使われていることがあるが、普通の人が「文書」という言葉から連想する

のは自然言語であり、形式言語であるプログラミング言語についてそう説明するのは誤解の元でしかない)。

人間より速く大量に計算ができるのがコンピュータの強みであるが、その計算が正しく効率的である

ためには、正しく効率的なアルゴリズムに基づいたものでなければならない。

 

⚪️ ディープラーニング

深層学習(英: deep learning)とは、多層構造のニューラルネットワーク(ディープニューラルネット

ワーク、英: deepneural network)の機械学習の事。

汎用的なAI、いわゆる強いAIの実現が期待されている。

 

 

 

この続きは、次回に。

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