医師いらずで「糖尿病」「高血圧」がみるみる良くなる治療法!①
今回は、高血圧と尿酸値が高く「ちょっと」心配な自分自身の為に、購読した本をご紹介
致します。
当初、期待した内容とは随分異なった内容でしたが、私にとってはものすごく参考に
なり、周りにいる友人、知人の方にも紹介しております。
「無駄で危険な医療+治療45」シリーズvol.4
医師いらずで「糖尿病」「高血圧」がみるみる良くなる治療法!
双葉社 2015年3月25日 第1刷発行
はじめに
目次
巻頭特別インタビュー
近藤 誠 近藤がん研究所 所長
「自分が本当に“生活習慣病”なのかを疑え!」
◯ 生活習慣病を診断する「基準値」には何の根拠もない
推定患者や予備軍を含めると高血圧患者か4000万人、高コレステロール血症は3000万人、
糖尿病2000万人。
日本では、おびただしい数の大人が生活習慣病だとされている現実があります。
しかし、これほどの人が本当に病気だとは思えません。
というのも、これらの生活習慣病は「基準値」と呼ばれる数値をもとに診断されている
のですが、この基準値自体がまったく根拠なく設定されているものだからです。
そもそも基準値は、健康な人を計測して、その値を低いほうから順に並べ、上下2.5%ずつを
除外した、境目の値となるもの。つまり、健康人であっても5%の人が基準値外となる設定に
最初からなっているわけです。
このことからすると、健康診断や人間ドックなどで10項目ほど検査すれば少なくとも1項目が
基準値外と診断される人が40%、30項目検査すれば少なくとも1項目が基準値外と診断される
人は78%にものぼる計算になります。
つまり、約8割の人が病気だとされてしまう。
冒頭に挙げたように生活習慣病とされる患者数が膨れ上がるのもうなずけます。
◯ 高血圧は身体が働こうとする証拠、無理に血圧を下げてはいけない
では、その基準値を病気別に見ていきましょう。
はじめに高血圧。
日本高血圧学会が定めた基準値は、上は140㎜Hg、下が90㎜Hgとなっています。
しかし、1998年の厚生省全国調査の基準値は上は160㎜Hg、下が95㎜Hg以上で、この基準を
あてはめると、高血圧とされている人は1600万人でした。
それが2000年にはっきりした根拠が示されないまま140㎜Hg/90㎜Hgに引き下げられています。
これにより、何と3700万人もの人が高血圧と診断される事態になってしまいました。
さらに、2008年に始まったメタボ検診では、19〜64歳までで糖尿病や腎臓病を合併して
いる場合、上が130㎜Hg、下が80㎜Hg以上が治療目標とされています。
130㎜Hgという値だけを見ると、成人の約6割が該当することになってしまいます。
高血圧の原因は9割以上が不明
老化で血圧が上がることは当たり前
診察室血圧に基づく血圧の正常域血圧
「高血圧治療ガイドライン2014」(日本高血圧学会より)
至適血圧 120㎜Hg/80㎜Hg
正常血圧 130㎜Hg/85㎜Hg
正常高値 140㎜Hg/90㎜Hg
I度高血 160㎜Hg/100㎜Hg
II度高血 180㎜Hg/110㎜Hg
III度高血 200㎜Hg/120㎜Hg
この続きは、次回に。