お問い合せ

通勤大学実践MBA 事業計画書  ①

今回は、「通勤大学実践MBA  事業計画書」についてお知らせしたいと思います。

はじめに、ビジネスモデルとビジネスプランの違いについて。

 

インターネットより抜粋しますと、

1. ビジネスモデル とは、

「誰に、どのような価値を、どうやって提供するのか」を決め、収支構造も表すものです。

 

2. ビジネスプラン とは、

     主に計画中のビジネスにおいて、社員や関係者に共有するために体系的に整理するものです。

 

以上のように明記されております。

 

同じ意味のように思いますが、「違い」があります。

 

今回は、「事業計画書=ビジネスプラン」とビジネスモデルについて学び、「違い」をちょっとだけ

勉強してみましょう。

 

—-通勤大学実践MBA  事業計画書—-

 

     ニッセイキャピタル(株) 池上重輔=監修

     グローバルタスクフォース(株)=著

 

立案から実践まで——

事業を成功に導くビジネスプラン

ビジネスプランの立て方から実際の事業計画書の書き方

プレゼンのやり方までを完全網羅

  • 起業に際しての心構えができる
  • 出資者が納得するビジネスプランが作成できる
  • 自信を持ったプレゼンーションができる
  • 事業計画サンプル&ブレゼン直前チェックリストつき

 

まえがき

 

本書『通勤大学実践MBA 事業計画書』では、自分や自社が考える事業アイデアをいかに

実行可能性が高く、成功に近づくことのできるビジネスプランに昇華させることができるかを、

体系的かつ実践的に解き明かしています。

 

成功するビジネスプランには、大きな視野(事業の方向性と外部環境の動き)と、

徹底的に細かなチェック(リサーチやデータの裏付けから検証まで)に加えて長期計画と日々の

着実な進捗管理といった正反対の視点が必要です。

 

本書はそうしたバランスのとれた視点の持ち方のコツまでも含め、皆さんが自信を持って

ビジネスプランを作成し、意思決定をし、実行していくためのポイントやコンセプトを、

具体事例と併せて体系的にまとめてあります。

 

● 本書の目的と対象者

 

本書は、起業を志す人はもちろん、どの世界でも通用する「生きたビジネスの法則と理論」を

結びつけて、それを自分自身の市場価値向上につなげることを目指すビジネスマンにも読んで

いただきたいと考えています。

事業計画書に関する基礎知識と実際の活用方法を学ぶことによって、危機管理と実践スキルを

身につけ、ビジネスの成功確率を上げることが最大の目的です。

 

● 本書の構成

 

読者が事業計画書を本質的に理解し、実際に作成できるよう、重要事項と実例を併せて体系的に

学ぶことができるように構成されています。

 

第1章では、まずビジネスプランの目的について考えます。

この部分を軽く考えると、その後の具体的な記載内容がズレていくことになるため大切な項目です。

 

ビジネスプランには三者の読み手がいること、そしてそれぞれが求めるものを具体的に分析して

生きます。

 

第2章では、実際に事業計画書を書き始める前に注意すべきこと、特に〝失敗しないためのポイント〟に

ついて考えます。

 

ベンチャーキャピタルや銀行などの資金パートナーの視点だけではなく、自ら事業計画書を

策定していくにあたって直面する具体的な落とし穴や重要項目などについて、その計画書の

策定から実際の投資決定のプロセスまでを踏まえて説明します。

 

本書の中心となる第3章では、実際の事業計画書を三十一の項目に分けて、最初から順にレビューを

していきます。

 

常に本書の目的を忘れないよう心がけながら、重要な点とその失敗例を含む事例も併せて説明して

いきます。

 

第4章では、3章で述べた事業計画書の内容を基に、実際に事業を遂行していくにあたって不可欠な

準備とその管理方法、そしてイレギュラーな状況に対応するための策などを解説します。

 

これらは、不確実なビジネス環境において直面していくであろう多くの壁を乗り越えるための

フレームワークといえます。

 

第5章では、完成した事業計画書を読み手に伝えるための方法、つまりプレゼンテーションについて

見ていきます。

 

どれほど完璧なビジネスプランでも、読み手に伝わらず、認めてもらえなければ意味がありません。

いかに自分の思いを伝え、綿密な計画を冷静沈着に説明していくか、といったバランスを考えます。

 

最終章では、まとめとして、計画の実行に際して不可欠となる心構えや思考様式(マインドセット)に

ついて説明します。

 

実際にやり遂げることこそが、最もパワーと強いマインドを必要とするプロセスであることを

ここで再確認できるでしょう。

 

 

 

この続きは、次回に。

 

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