お問い合せ

定年後の生活を豊かに過ごすための知識 ①

「定年後の生活を豊かに過ごすための知識 ①」として、「副業=副収入」についてインターネットで

調べて見ました。

そして、私自身の「副業=副収入獲得方法」についても、明記したいと思います。

 

「定年後の人生をいかに豊かに過ごすか」と考えている私と同世代の方々は、大変多くいらっしゃると

思います。

私の場合は、定年退職する8年前(その前から)から休日を利用して飲食業のアルバイトをしておりました。

調理師免許を取得しており、家庭でも休日の際は「家庭料理」もしており、その延長線で飲食業の

アルバイトを選択した訳です。

 

なお、知識習得のため下記の資格も取得致しました。

・食生活アドバイザー            3級

・菓子検定                 2・3級

・日本さかな検定               3級

・家庭菜園検定              3級

・販売士(リテールマーケティング)検定    3級

 

あるアルバイト先では、毎週金曜日と土曜日の週2日、午後10時から午前6時まで働きました。

時給は、1,250円(通常1,000円×1.25)だったと思います。

休憩1時間を差し引き、1日の実労働時間は、7時間。

 

アルバイト代/月間:1,250円/時給×7時間×2日間/週×4週/月間=70,000円、別途交通費。

 

毎週土・日曜日の午前6時以降から午後10時までは、自分の自由時間となりますので決して

ハードではなく、「いい運動」と思えば楽でした。

 

私のサラリーマン時代の仕事は、主に「経理/財務」ですので全くの違う職種となります。

これが「良かった」と思っています。

私の友達は、「勤続38年」とかで他の企業での勤務経験がありません。

従って、定年後も「再雇用」という形で65歳まで、同じ会社で勤務しております。

現在、「定年70歳」が議論されており、大企業に勤める友達は「定年70歳」となれば、

多分70歳迄同じ会社で勤務するのではないか、と思います。

 

私が、インターネットで目にした内容をご紹介致します。

 

—–インターネットより、抜粋—-

 

「定年後に月10万円の副収入を得られる条件」

 

・仕事が見つかる人、見つからない人の違い

 

・再就職に直結する資格は何か

 

・上司と飲むより部下や若い人たちと飲め

 

・人事や経理の職歴も特技としてアピール

2017年11月2日9時15分プレジデントオンライン

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国の年金財政の状況を考えれば、定年退職後も、稼げる副業や仕事を持っていることが非常に重要だ。

目標は「月10万円」の副収入。

60代、70代になっても働ける人はどこが違うのか。

シニアの再就職に詳しい専門家が、そのポイントを教える――。

 

・仕事が見つかる人、見つからない人の違い

 

定年になれば退職金も入るし、しばらくは妻と旅行したりゴルフをしたりして休もう。

仕事のことはそれからだ――。

そう思っている人もいるでしょう。しかしそれは大間違い。

今の再就職事情を考えれば、職歴に空白をつくると「現役感がない」「社会と断絶している」と

見なされて、「使いものにならない人」という烙印を押されてしまう。

再就職先はまず見つかりません。

だからこそ、定年後の再就職のことは早めに考えておく必要があります。

再就職の準備は、定年の10年以上前から始めておくといいでしょう。

定年間際になって探し始めてもなかなか仕事は見つからないし、ましてや定年後のブランクが

ある人は、前述したように手遅れになってしまいます。

 

今どきの60代は皆さん、元気ですから、まだまだ働けます。

 

私は73歳で年金をもらう身ですが、週3日は再就職支援の仕事をしていますし、それ以外にも

テレビに出演したり、新聞や雑誌に頻繁にコメントを出したり、講演だってやっています。

社会とつながっていたほうが元気でいられるし、稼いでいれば、孫に何か買ってあげていい顔が

できるし、女房に粗大ゴミ扱いされることもありませんから。

 

定年後はどのくらい稼げばいいのか。

年金生活者になれば、現役時代と同じペースであくせく働く必要はありません。

サラリーマン生活を送ってきた人なら、夫婦で受け取れる年金額は約20万円。

そこに月10万円の副収入が加わって、月に約30万円あれば、夫婦2人で余裕のある暮らしができます。

再就職を考えるにあたって、最初に、皆さんが持っている常識を変える必要があります。

多くの人は、転職や再就職の際はハローワークや求人サイトの求人票で仕事を探すものだと

思っています。

ところが定年後に安定した仕事に就く人のほとんどが、今いる会社からの誘いか、知人の紹介なのです。

「〇〇さんには定年してもこの職場にいてほしい」と今の部下が上司にかけ合ってくれるか、

他部署から「定年になったらうちの部署を手伝ってほしい」とお声がかかる。

あるいは「辞めるなら、うちの会社に力を貸してほしい」と営業先や取引先から声がかかることで

再就職先が決まっています。

だから私はよく「自分の周りが求人票」だと言っているのです。

 

・「上司と飲むより部下や若い人たちと飲め」

 

実際、ハローワークや転職サイトには、65歳以上の募集はほとんどありません。

そして、わずかな求人に多数の希望者が殺到している状況です。

それを勝ち抜くのは、よほどの経歴の持ち主だけ。

高倍率の無謀な戦いに挑むより、現役時代に周囲の信頼を得ていれば、すんなりと次の仕事が

決まるというわけです。つまり、再就職は人脈が命。

会社の看板を外して、個人として付き合える知人を今のうちからたくさんつくっておけば、

定年後の仕事に困ることもないのです。

特に大事にしてほしいのは、若い人たちとの関係です。

「上司と飲むより部下や若い人たちと飲め」と人にはよくアドバイスしています。上司なんて

自分より先に会社を出ていきますから、皆さんの再就職の力にはなってくれない。

ところが部下や若い人たちは、皆さんが定年になるころに会社で偉くなります。

ではどういう若者が将来出世するのか。

皆さんの職場にも「小気味いい」のがいるでしょう。

会話がハキハキ、行動がテキパキしていて、よく気が利く人。そういう若者が出世する。

普段からそういう優秀な人の相談に乗ったり、困ったときに力を貸したりしておけば、

定年になったときに「もうちょっとうちで頑張ってください」と言ってもらえるのです。

 

幸せな再就職をするための絶対条件4

(1)社内で部下や若い人と仲良くしておく

(2)取引先や営業先の人たちと関係づくりをする

(3)資格を取る。社会保険労務士、行政書士などがお勧め

(4)自分の特技をアピールできるようにしておく

 

 

・再就職に直結する資格は何か

 

再就職では資格も大事です。

資格さえあれば仕事が決まるというわけではありませんが、高齢者の再就職での資格の有無は、

現役時代より重視される傾向があります。

これから何か資格を取りたいと思っている人に勧めたいのは、「中小企業診断士」「社会保険労務士」

「行政書士」の3つ。これらは比較的取得しやすくて再就職に直結します。

中小企業診断士は、経営コンサルタントとして独立できますが、市役所などの公的機関で

企業支援事業のアドバイザーとして働くこともできます。

アドバイザーになれれば、週2~3日の勤務で1日2万~5万円というのが相場ですから、余裕で

月10万円以上稼げます。

社会保険労務士は、一般に企業の総務部や人事部などで採用されやすい。

嘱託社員の口もあります。「行政書士」も同様です。

これらの仕事は嘱託で許認可等の申請書類の作成を引き受ける場合、1件2万~3万円。

月に4~5件も受ければ月10万円はクリアできます。

 

・若いうちに資格をとっておく

 

最近では「キャリアコンサルタント」の資格も人気です。

今年から国家試験になりましたから、取得すれば教育機関やハローワークなどの公的就職支援

機関などで、アドバイザーとして働き口が確保できます。

ハローワークの研修会の講師などを務めれば、1回1万円程度の謝礼がもらえます。

1日に2回で月5日間も務めれば10万円になる。

さらに研修会社の依頼なら1回5万円程度になったりしますから、月2回壇上に立てば10万円です。

これなら理想的なペースで稼ぐことができます。

ただし、60歳を過ぎたら頭も固くなって、勉強もなかなか身に付きません。

まだ若いうちに学校に通うなり通信講座を受けるなりして、これらの資格を取っておけば、

定年後の生活の大きなアドバンテージになるのです。

 

60代以降の働き方を考えると、会社員、特技や趣味を生かした仕事、コモディティー(働き手に

付加価値がない)な仕事の3タイプに大きく分かれます。

 

まず、定年後も会社員として働きたいという人は、今の会社で雇用を継続するか、別の会社に

再就職するかに分かれます。

正直どちらも簡単ではないですが、前述したように、今から資格を取ったり専門スキルを

磨いたりするのと同時に、周囲との人間関係を深めておけば、働き口は見つかると思います。

会社員の求人の中でも、60代を対象にした募集が多いのは「不動産・オフィス」「リフォーム」

「ビルメンテナンス」の営業です。

こういう仕事は営業経験があるのがベストですが、たとえ未経験だとしても、人脈さえ豊富なら

採用されます。

企業としては、マンションの売買やリフォームを考えている知人を紹介してほしいのです。

つまり、人脈はこういうところでも役に立つわけです。

 

他にも石材(墓石)とか葬儀関連の営業・接客などは、お客さんから見ても年配の人のほうが

相談しやすいので、60代や70代の高齢者が採用されやすい。

 

ところで、フルタイムは体力的に無理だけど、サラリーマンとして勤めたいという人は、

主に政府・行政からの求人、例えば「ハローワークの相談員」「公営プールの監視員」「図書館の

パソコン指導員」などが狙い目です。

こういう仕事は、週4日程度の勤務で、月15万円程度の収入が見込めます。

高齢者雇用推進のための行政の求人は常にあります。

ただ1年とか2年などの期限付きがほとんどですから、常に次の働き口を探す必要があります。

 

・人事や経理の職歴も特技としてアピール

 

次に、趣味や特技を生かして働くという手もあります。

 

例えば、インテリアが好きな人は、リフォームのアドバイザーという職種もあります。

1日5000~1万円程度になりますから、週に2~3日働けば月10万円程度は稼げます。

日曜大工が趣味の人は、DIYの講師としてカルチャースクールなどで指導すれば2時間で

5000~1万円程度にはなります。

自分にはどんな特技があるのか、1度じっくり考えてみてください。

「私には何の特技もない」と言う人はよくいますが、現役時代に長く担当した仕事があれば

それは立派な特技です。

私の知人で元システムエンジニアの60代の人は、図書館のパソコン指導員なんていう仕事に

就いています。

大企業で人事や経理の仕事をしていた人なら、その経験が特技として生かせます。

中小企業やベンチャーでは、人材採用の仕組みや教育制度、評価制度などが整っていませんし、

経理の専門家も不足しています。

人脈さえつくっておけば、60代でもそういう会社に潜り込むことは、難しいことではありません。

そんなふうにいろいろと見渡してみれば、現役時代の経験を特技として生かせる仕事は周りに

たくさんあります。

 

最後は、いわゆるシルバー人材センターなどが斡旋するコモディティーな仕事。

例えば「駐輪場の管理人」「清掃員」「工事現場の警備員」「芝刈り」などの、いわばガテン系の

肉体労働が中心です。こういう仕事は1日で7000円程度ですから、自分の体力と相談ですが、

2週間も働けば月10万円を稼ぐことができます。

 

再就職を果たしたら、1番気を付けるのは、先輩ヅラをしないこと。

再就職ともなれば上司を含め職場にいるほとんどの人が年下です。

媚びる必要はありませんが、対等な関係を築くことを心がけてください。

私は相手が年下でも「~くん」ではなく「~さん」と必ずさん付けで呼んでいます。

一方で、若い人が困っていたら積極的に知恵を出したり、クレームがきたときは代わりに

対応したりと、若い人のフォローをしています。

そうやって普段から力になっていれば、こちらがコンピュータの操作に困ったときなどは彼らが

率先して教えてくれます。現役社員とは持ちつ持たれつの関係をつくる。

それが、高齢者が長く働くコツです。

 

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菅野宏三(かんの・こうぞう)

人事コンサルタント。1942年生まれ。日本テキサス・インスツルメンツを経て、伊藤忠商事

グループの人材紹介会社キャプランで部長コンサルタントとして人材紹介業務に携わる。

その後独立。著書に『50代からの転職・再就職』『転職で成功する人、失敗する人』ほか。

 


 

この続きは、次回に。

 

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