危機の時代 ジム・ロジャーズ 私見③
● 「40失敗しても、3つ成功すればいい」
・私はたくさんの失敗を犯した一方で、いくつかの成功を収めた。
失敗も多かったが、成功は非常に大きいものだった。
40の失敗を犯して、3つの成功を収めたと言っていいだろう。
だが、これらの3つの成功はとても大きかった。
・人々が失敗を避けようとするような考え方は、日本にずっと存在して
いたわけではない。
私は失敗を恐れることが、常に日本の考え方の一部であったは、思って
いない。しかし、私は挑戦することに消極的な文化が、現在の日本では
広く普及していることを知っている。
米国には、かつてほどではないが、失敗を許す文化がある。
米国の社会では失敗は正常なことであり、理解され、受け入れられてきた。
最近は変化しているものの、伝統的に米国は失敗に寛容なことで知られている。
□ 私も若い時に、「アメリカン・ドリーム」を夢見ていました。
「失敗は成功のもと」という諺があります。
若い時から、「今日できることは、明日に伸ばすな」「日々新たに」という
言葉を大切にしています。
いつか、自分自身の「アメリカン・ドリーム」を実現したいと思います。
● 「投資するチャンスの見つけ方」
・現実を見ないで、自分が好きなものや欲しいものにやみくもに投資しても、
なかなか成功しない。あなたが望むものではなく、現実の世界に即した
投資をする必要がある。
・自分がそうあって欲しいと願うもの、希望するものに投資するのは難しい。
だから願望に投資しないでほしい。希望よりも、現実に対して、投資する
必要がある。それこそが、あなたが成功する道だ。
□ 当社の「夢の実現」をより具体的に組み立てた方が良いと思いました。
「希望-夢よりも、現実-現在の自分の状況に応じて、投資-ステップ
アップする必要がある」その上で、「夢の実現」に向けて。
● 「自分の投資スタイルを身につけよう」
・お金を稼ぐ方法はたくさんある。自分独自の方法を見つけ、それを追求した
ほうがいい。あなたが素晴らしい短期トレーダーなら、その手法を徹底的に
研究して、道を極めるべきだ。
偉大なことは小さなことから始まる。
・あなたが仕事を探しているなら、最も多く給料を払ってくれる会社ではなく、
自分にとって最適な仕事ができる会社を探した方がいい。
お金は後からついてくるものだ。あなたに適した仕事を任せてくれる会社に
いるならば、安い給料でキャリアを始めても問題ではない。
あなたが優れているなら、上司や同僚がそれに気付き、きっと引き上げて
くれるだろう。良い企業はみな、優秀な人材を欲しがっている。
・あなたがお金を見つけるのではなく、お金の方があなたを見つけてくれる
だろう。物事が本当に得意な人は少ない。自分の能力を磨き、ほかの人に
ないような専門性を身に付けようと努力した方がいい。
・短期的なお金のために行動するという失敗をしないでほしい。長期的な
視野に立って行動すれば、あなたはより多くのお金を得ることができ、
大きな成功を収められる可能性が高い。
□ 全てが参考になりましたが、「自分独自の方法を見つけ」そして「道を
極める」。それも「長期的な視野に立って」。
● 参考になる言葉として、
・「私は道を見出そう。さもなくば道を作ろう。」
カルタゴの英雄ハンニバルの言葉。
・「世界のためにできる最善のことは、たくさんのお金を稼ぎ、それを
与えることだ」
米国を代表する投資家ウォーレン・バフェットの言葉。
・「世界は多面的に読み解いた方がいい」
・「1つの情報源にたよるべきではない」
・大事なのは、1つの情報源から歴史を読み解こうとしないことだ。
他の情報ソースを探し、それらの見方も知ることで、あなたは本当は
何が起きているのかを知ることができる。
・あなたが誰かに何かをするつもりだと約束したなら、あなたはそれを
実行すべきだ。生きていくうえで、人から信用され、信頼されることは
大事なことで、それは常に変わらない。
● 私が興味を持ったテーマは、
・「長期的に成功のために最も重要なこと」
・「日本はどうすべきか」
・「農業にはチャンスがある」
・「歴史から教訓を得よう」
・「MMTはタダで食事を配るような考え方」
・「ブロックチェーンがもたらす破壊」
□ 特に、「MMT」「ブロックチェーン」については、時間をさいてでも
勉強したいと思います。
以上総括しますと、
私は、新型コロナウイルスの影響で倒産・廃業した経営者・個人事業主の方々が
今後ますます増加すると思います。
① 想定もしていなかった事態-新型コロナウイルス の影響で、仕事や生活が
変わってしまった方々に当社ができることは。
② 少しでも当社が応援・支援することで、以前-新型コロナウイルス 発生前の
ような仕事や生活ができる環境に戻れるようにできれば。
③ 「2020年新型コロナウイルスを糧に、より仕事や生活がよくなった」と
数年後には思えるようにできれば。
読み終わった後に、このような気持ちを持ちました。
読み手の方の気持ちの持ちようで、感じることが異なると思いますが、
ネガティブな気持ちばかりではこれからに向けて、プラスには決して
ならないと思います。
今回の新型コロナウイルスの影響で同じような境遇になってしまった方々は、
大変多くいらっしゃると思います。
私は、「一人ひとり」ではなく、「数人-チーム」で、多くの方々の協力を
得て、政府系の各種融資制度や助成金等を活用して、「人生の再チャレンジ
支援プラン」の作成をして、一つの成功例-モデルケースを作りたいと思って
います。
2020年9月以降に、当社「トピックス」でビジネスプランの概要を告知し、
SNS等で広告したいと思っています。
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美