お問い合せ

Coffee Blake-令和3年1月27日(水) 「わび・さび」

先日、仕事をしている際に、「わび・さび」という言葉が会話の中に、

出てきました。

私は、恥ずかしながらこの意味を、これまで知りませんでした。

ついては、今更ですが「わび・さび」について、インターネットで調べて

見ました。

当然、ご存知とは思いますが、改めてご一緒に勉強して見ましょう。

 


「その1」

 

「わび・さび」の意味を説明できますか?


さて、茶の湯の精神と聞いて、「わび・さび」という言葉を連想するかたは

多いと思います。でも、わび・さびとはいったいどういう意味なのか。

はっきり説明できるかたは、きっと多くないでしょう。

 

わび・さびは、『侘しさ』と『寂しさ』を表す日本語に、より観念的で

美的な意味合いを加えた概念です。わびさびはよく混同されますが、

じつは両者の意味は異なるんです」


さびは、見た目の美しさについての言葉です。この世のものは、経年

変化によって、さびれたり、汚れたり、欠けたりします。

一般的には劣化とみなされますが、逆に、その変化が織りなす、多様で

独特な美しさをさびといいます。

一方、わびは、さびれや汚れを受け入れ、楽しもうとするポジティブな

心についての言葉です。つまり、さびの美しさを見出す心がわびなんです」

さびが表面的な美しさだとすれば、わびは内面的な豊かさ。

両者は表裏一体の価値観だからこそ、わび・さびと、よくセットで語ら

れるのだそうです。こうした日本の美意識について、しっかりと論理的に

語れるようになっておくことが、世界で活躍するためにますます重要に

なると、木村さんは言います。

「日本の伝統文化は“感性と情緒”に支えられている。そう言われることが

多々あります。私は、仕事でよく海外の美術館やアートフェスティバルで

講演を行うのですが、そうした場で出会うキュレーターの方やお客さん

からも、『日本の美意識は、欧州文化のように論理的には説明できない

ものだ』と言われたことがあります。

でも、私はそうは思いません。

いわば“言葉にならない美意識”を浮かび上がらせるため、まるで補助線を

描くように、周辺部に存在するさまざまな価値観を言葉で切り取っていく。

 


「その2」

 

「そんな感性が、日本では伝統的に育まれてきたと思うんです」

 

わび・さび侘《び》・寂《び》)は、日本美意識の1つ。

貧粗・不足のなかに心の充足をみいだそうとする意識。

閑寂ななかに、奥深いものや豊かなものがおのずと感じられる美しさを

いう。[1]美学の領域では、狭義に用いられて「美的性格」を規定する概念と

みる場合と、広義に用いられて「理想概念」とみる場合とに大別される

こともあるが[2]、一般的に、陰性、質素で静かなものを基調とする[3]

本来は(わび)と(さび)は別の意味だが、現代ではひとまとめに

して語られることが多い[4]

人の世の儚(はか)なさ、無常であることを美しいと感じる美意識であり、

悟りの概念に近い、日本文化の中心思想であると云われている[5]


 

大変、難しいですね。

私には、仲々、理解するのに時間がかかりそうです。

日常、使う言葉ではあまり無いように感じますが、知見として理解したいと

思います。

 

 

2021.1.27

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美

 

 

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