Coffee Blake-令和3年6月5日(土)「四つ葉のクローバー」
今日は、「四つ葉のクローバー」について、調べて見ました。
理由は、一つは、「昨日、仕事中に、四つ葉のクローバーが話題に上がった
ので」。もう一つは、「昨日の日経新聞-春秋欄に四つ葉のクローバーが
文章の中にあったので」。
同じ日に、「四つ葉のクローバー」が出た事は、偶然ではありますが
必然ではと思った次第です。
それでは、日経新聞の「春秋」記事と、インターネットで検索した内容を
ご紹介致します。
2021.6.5
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美
〜インターネットで検索〜
幸運の印と言われてきた四つ葉のクローバーには、葉の1枚1枚に意味が
込められていて、日本では「希望」、「信仰」、「愛情」、「幸福」などの
意味があります。 4つすべてを得た結果、“真実の愛こそ幸福”という事を
悟ったという事かもしれません。2020/08/28
✔ 四つ葉のクローバーはどうやって生まれたの?
四つ葉は、成長点が傷つけられたためにできた奇形です。
公園や道端など、よく踏みつけられる場所で比較的見つけられるのは、
このためです。
そのため、四つ葉のクローバーは針などで成長点を刺激することによって
作り出すことができるようです。
自然にできる四つ葉のクローバーは、一万分の一、十万分の一の確率で
できるともいわれています。
ちなみに、欧州にはクローバー属がとても多く、百種近くもあるそうです。
もともと、クローバーは牧草として栽培されたものなので、日本では
北海道でオランダから牧草用に輸入したのが最初です。
そして昭和35年頃、四つ葉だけのシロツメクサを作ることに成功しました。
その後オランダから四つ葉のシロツメクサが欲しいという注文があった
そうです。
✔ 四つ葉のクローバーのシンボル“幸せ”の由来
日本では、三つ葉は「希望」「信仰」「愛情」の印。
残る1枚は「幸福」のシンボルと言い伝えられてきました。
そのため、結婚式や、お祝い、プレゼントなどに、よく使われていますよね。
幸せの象徴である四つ葉のクローバーが幸せを運んでくれるものとして、
とても喜ばれます。
四つ葉のクローバーを見つけた人には幸運が訪れる、という言い伝えは
ヨーロッパに古くからあり、夏至の夜に摘草をすると薬草や魔除けの力が
あると信じられていました。
三つ葉のクローバーはキリストの三位一体(父なる神/キリスト/聖霊)を、
四つ葉のクローバーは十字架を表し、幸運をもたらすと言われています。
かの有名なナポレオンも戦場で馬に乗っていた所、偶然四つ葉のクローバーを
見つけ、体を伏せた瞬間に銃弾がすれ違い命を救われたというエピソードも
残っています。
クローバー(シロツメクサ)は学名を「トリフォリウム」(Trifolium)と
いいますが、これは「三つ葉」という意味です。
クローバーの模様自体は、古来より守護の力を持つものとして知られて
いました。
そして、キリスト教以前の古代ケルトのお守りとしてアイルランドなどで
「シャムロック」と呼ばれていました。
その後、アイルランドへキリスト教の福音を伝えるためにやってきた
守護聖人である聖パトリックが、異教信仰との融和を図るため、シャム
ロックの葉が小さな三つ葉になっていることから、三位一体の教え(信仰、
希望、愛)を認めさせたと伝えられています。
キリスト教を受け入れたアイルランドでは、このシャムロックを国の象徴
として採用しました。
このように、三つ葉のクローバー自体も古来から幸運のシンボルであると
いわれていたのでした。
そのため、もっと珍しい四つ葉のクローバーには、より強い力がある、
と信じられています。
イブはエデンの園から四つ葉のクローバーを持ち出した、という有名な
伝説もあります。
✔ 四つ葉のクローバーの花言葉
アメリカの四つ葉のクローバーの花言葉は、「Be Mine」(私のものに
なって、私を想ってください)です。
四つ葉の葉の、一枚はFame(名声)、一枚はWealth(富)、一枚は
Faithful Lover(満ち足りた愛)、そして一枚はGlorious Health(素晴
らしい健康)と、それぞれの葉に願いがかけられ、四枚そろってTrue
Love(真実の愛)を表しています。
〜日経新聞-春秋 2021.6.4〜
かの有名なバラエティー番組「シャボン玉ホリデー」が始まったのは
60年前の6月4日。ここで人気を不動にした植木等さんがある時、
「付き人兼運転手募集」の求人を週刊誌に載せた。応募者600人。
その中に松崎雅臣という若者がいた。
後の小松政夫さんである。
やり手営業マンだった松崎青年、休憩中に広告を目にし、「見渡す限りの
大草原で、たった1本だけある四つ葉のクローバーがピッと立っているのを
発見したような気分」になったと、自著「昭和と師弟愛」にある。
面接に遅刻したのに、なぜか合格。
後日耳にしたところ、きちっとした話し方と服装が決めてだったという。
1日に企業の採用面接が解禁された。就活戦線は、早くも大詰めとか。
コロナ禍でオンライン面接が幅をきかせ、オフィス街でリクルートスーツを
見かけることがずいぶん減った気がする。社内の雰囲気はどうなのか。
本当にやりたい仕事なのか。息づかいの聞こえぬやりとりのなか、不安を
抱える学生は多いやもしれぬ。
こう書くと身も蓋もないが、結局のところ、仕事選びに「正解」はない
のだろう。名コメディアンに変身した小松さんのように、一瞬のひらめきが
転機になることもある。もちろん、本人のたゆまぬ努力も必要だ。
それはデジタル全盛の時代でも同じではないか。
あなたにとっての四つ葉のクローバーが見つかりますように。
● 希望
1. あることの実現をのぞみ願うこと。また、その願い。
「みんなの希望を入れる」「入社を希望する」
2. 将来に対する期待。また、明るい見通し。
「希望に燃える」「希望を見失う」
● 信仰
1. 神仏などを信じてあがめること。また、ある宗教を信じて、その教えを
自分のよりどころとすること。
「信仰が厚い」「守護神として信仰する」
2. 特定の対象を絶対のものと信じて疑わないこと。
「古典的理論への信仰」「ブランド信仰」
● 愛情
1. 深く愛し、いつくしむ心。「愛情を注ぐ」
2. (性愛の対象として)特定の相手を恋い慕う心。
「ひそかな愛情をいだく」
● 幸福
満ち足りていること。不平や不満がなく、たのしいこと。
また、そのさま。しあわせ。
「幸福を祈る」「幸福な人生」「幸福に暮らす」
● いつくし・む【慈しむ/愛しむ】
目下の者や弱い者に愛情を注ぐ。かわいがって大事にする。
「わが子を―・む」
● 身も蓋もない
言葉が露骨すぎて、潤いも含みもない。にべもない。
「そう言っては―・い」
● 露骨
感情などを隠さずに、ありのまま外に表すこと。また、そのさま。
むきだし。あらわ。
「不機嫌を露骨に顔に出す」「露骨な干渉」「露骨な描写」
いかがでしたか。
「四つ葉のクローバー」の葉の1枚1枚に意味が込められていた、とは
全く知りませんでした。
日本では、「希望」、「信仰」、「愛情」、「幸福」。
コロナ禍でもありますのでも、じっくりと自分にとっての「四つ葉の
クローバー」を考えてみても良いのでは、と思っています。
2021.6.5
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美