お問い合せ

Coffee Blake-令和3年6月12日(土)「運命は偶然よりも必然である」

前回のCoffee Blake「四つ葉のクローバー」で「偶然ではありますが、

必然ではと思った」と書きましたが、何故か頭に残っております。

 

この頃、「偶然が重なり」ます。

例えば、6月9.10日と会津若松・大内宿に行って参りましたが、6月8日

日経新聞に、

(地域のチカラ 街のイノベーション)

福島・会津若松市、スマート都市へ

企業集う

遠隔診療 実験の場に

 

の記事が掲載されておりました。

6月9日に鶴ヶ城見学の際に、スマートシティAiCT(アイクト)の外観を

見て参りました。

もう一つ、これまで「代表のブログ」で「論語と算盤」をご紹介して

参りましたが、現在、書籍「脳寿命を延ばす 認知症にならない18の

方法」著者:新井平伊を再度(2回目)読み返しております。

そうしたところ、先日、『アルツハイマー病の新薬「アデュカヌマブ」が

承認された』というビッグニュースが流れ、私も新聞やテレビ等でよく

拝見しております。

このように「偶然ではありますが、同じことが重なる」ことが、一度では

なく、2度までも重なると、ちょっと不思議な感じが致します。

それで、インターネットで「偶然ではありますが、必然では」と検索

しましたところ、「運命は偶然よりも必然である」とでできました。

ちょっと今回の意味とは異なると思いましたが、興味が引かれましたので、

ご紹介致します。

 

2021.6.12

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美


 

「運命は偶然よりも必然である」

 

これは、芥川龍之介の言葉です。

「運命は偶然よりも必然である 運命は性格の中にあると言う言葉は

決して等閑の中に生まれたものではない」

芥川龍之介「侏儒の言葉」

 

朝ドラ「エールより」 

「運命は偶然ではなく、必然であり、その人の性格が決める」という

意味です。

 

非常に感銘を受けた言葉です。

 

運命は偶然よりも必然である。

「運命は性格の中にある」という言葉は、けっして等閑(なおざり)に

生まれたものではない。

芥川 龍之介 Ryunosuke Akutagawa 小説家 1892〜1927

 

人との出会い、出来事との出会い、これらはすべて運命と共鳴現象で

起こる必然です。

目の前に現れることは、すべて自分の中から醸し出される雰囲気、空気、

波動によって、また果たすべき役割に向かわせるために引き起こされて

います。

共鳴で起こる必然は、まさにその人の放つエネルギーによって起こる

ことが変わってきますから、性格が必然を引き起こすと言えるでしょう。

運命は変えられる。はこういうところから来ています。

また例えば、どんなにご縁を結びたいと思っていても繋がらないご縁も

たくさんあります。

実現しない夢もたくさんあります。

そういうこともたくさん感じていると、すべてのこととの出会いは必然

としか思えないですね。

必然の運命を感じる心、人生が終わるまでに使命を全うするために、

出来るだけ早くに必然を引き寄せる心を常に磨いていきたいものですね。

これまでに紹介した芥川龍之介さんの言葉です。


哲学者・三木清は名言の宝庫だ。 

偶然必然であり、それを運命というとはうならされる。 

偶然に深入りしていくと、それはいつか必然だったと感じることになる。

そうやって偶然を積み重ねていくと、みずからの運命を自覚する。

2016/09/26

 

● 偶然

 

1. 何の因果関係もなく、予期しないことが起こること。

   また、そのさま。「偶然の一致」「偶然に見つける」⇔必然

2. 思いがけないことが起こるさま。たまたま。「偶然旧友に出あう」

 

● 必然

 

必ずそうなること。それよりほかになりようのないこと。

また、そのさま。

「必然の帰結」「なまけたのだから不合格は必然だ」⇔蓋然 (がいぜん) 偶然

 

● 等閑

 

1. いいかげんにしておくさま。本気でないさま。おろそか。

   「等閑な練習態度」「子供のしつけを等閑にする」

2. ほどほどで、あっさりしているさま。

    「よき人は、ひとへに好けるさまにも見えず、興ずるさまも―なり」

     〈徒然・一三七〉


 

いかがでしたか。

 

少しでもご参考になれば、幸いです。

 

2021.6.12

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美

 

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