お問い合せ

Coffee Blake-令和3年8月13日(金)「リスキリング」①

今日は、8月13日(金)です。「お盆」でもあり、「13日の金曜日」でも

あります。

 

さて、皆さんは、「リスキリング(Reskilling)-学び直し」という言葉を、

一度は聞いたことがあると思います。

これからの時代は、DX(デジタルトランスフォーメーション)に対応

できる人材が必要とされております。また、「AI」の発展に伴い、業務に

よっては「AI」に置き換えられるということが益々、すすむと思います。

以前から、私は、「AI」がいくら進んでも、絶対に「AI」に置き換えられ

ない仕事、例えば、「人が人に対して行う業務」は、絶対に廃れないと

思っております。

日経新聞では、3回に渡って「リスキリングで挑む」のタイトルで記事が

掲載されております。改めて、読み直してみると、これからの「働き方」に

ついてのベクトルが間違っていたら、〝どうなってしまうのか〟という

危機感を抱きました。

折角、勉強し、知識を享受しても、時代が求める「人材」に沿わなければ

どういう状況、状態におちいってしまうのか、心配になります。

そこで、「お盆休み」の方も多いと思いますが、時間がありましたら、

是非、「リスキリング」について、考えてみては如何でしょうか。

 

参考に、言葉の意味と「リスリングで挑む」のタイトルをご紹介致します。

 

リスキリングで挑む(下)

   失業リスク、女性は3倍

 

上記のみ、中略してご紹介致します。

また、興味のある方は、「リスキリングで挑む」を検索して見てください。

 

● 「リスキリング(Reskilling)」とは、

 

“職業能力の再開発、再教育”という意味で使われる言葉です。

近年では、DX(デジタルトランスフォーメーション)に対応するための

人材戦略としても注目されています。2021/07/13

 

● 「ベクトル(vector)とは、

 

「方向・進路・方向量」といった意味の言葉。

物理学的には「空間における大きさと方向を持った量」という意味

あります。 語源はラテン語の「運ぶ者」。

 

● 「AI(Artificial Intelligencの略称)」とは、

 

人間の知的営みをコンピュータに行わせるための技術のこと、または

人間の知的営みを行うことができるコンピュータプログラムのことで

ある。 一般に「人工知能」と和訳される。

研究例としては、人間とチェスを打つプログラムや、言語の自動翻訳、

画像の意味を解析するプログラムなどを挙げることができる。

AIとは、Artificial Intelligence(アーティフィシャル・インテリジェンス)の

略称。Artificialは「人工的な」、Intelligenceは「知能/知性」という

意味を持っています。

 

それでは「リスキリングで挑む(下)」をご紹介致します。

 

2021.8.13

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美


 

リスキリングで挑む(上)

  成長のカギ「学び直し」に

 GDP700兆円底上げ競う 英、大人に無料IT教育

 

リスキリングで挑む(中)

  人材磨き生産性向上

 倉庫作業員、先端IT習得

 

米アマゾン・ドット・コムは5月、社内研修プログラム「アマゾン・

テクニカル・アカデミー」を77人の従業員が「卒業」したと発表した。

倉庫作業員などが9カ月間の専門カリキュラムを受講。

ソフト開発エンジニアに必要なスキルを身につけた。

クラウドサービスの「AWS」など最先端の部署に配属され、給与も倍増

する見通しだ。

 


 

リスキリングで挑む(下)

       失業リスク、女性は3倍

    少子化日本の成長左右

    2021年8月13日 2:00 [有料会員限定]

 

「人にしかできない仕事は何だろう」

 

 

損害保険ジャパンの小林友美氏は2020年10月から半年、社内のデジタル

トランスフォーメーション(DX)人材養成研修を受けた。

先進企業の導入事例を学び、社内に転用できないかを徹底的に考える。

毎週のリポート提出が必須の実践研修だ。

 

4000人分業務削減

 

紙の契約書があふれていた損保業界にもデジタル化の波が押し寄せる。

同社は17年比で約4000人分の定型業務を減らした。

なくなる業務から新たな業務へ。

社員のリスキリング(学び直し)を急ぐ。

 

デジタル化は働き手に変化を迫る。従来の仕事がなくなり、培ってきた

能力や知識は無用の長物になりかねない。

国際通貨基金(IMF)が公表したリポートは、働く女性の14%が技術的失業

リスクにさらされると試算する。男性の3倍超だ。

女性は子育てによるキャリアの中断などで非正規として働かざるを得ない

ケースもある。

「意欲や能力が高い女性にも日本企業は恒例的に補完的業務を任せてきた。

その仕事が亡くなろうとしている」と経済産業研究所の岩本晃一リサーチ

アソシエイトは指摘する。

 

男性中心に限界

 

規制が厳しい日本では担当業務がなくなっても簡単に解雇はできない。

女性事務職が多い商社や金融企業は危機感を募らせる。

「自分の成長を感じつつ、新たな活動に取り組んでほしい」。

明治安田生命保険の永島英器社長は7月、就任早々にメッセージを発した。

ターゲットは4月に会社が新設した事務サービス・コンシェルジュだ。

契約者の自宅などに出向き、支払い手続きや遺産整理などの相談に乗る。

内勤事務を主に担っていた女性社員2000人が職種転換し、オンライン

教材や職場勉強会でノウハウを学ぶ。

企業はデジタル化を加速しており、三菱総合研究所の山藤昌志主席研究員は

「職のミスマッチが前倒しで起きる」とみる。

23年には155万人の事務職が余剰人員になると試算する。

ただでさえ生産年齢人口の減少が深刻な日本。

コロナ不況から経済を回復させるには、男性中心の社会構造を見直し、

リスキリングなどを通じて女性がキャリアを続けられるようにする工夫が

欠かせない。

なくなる仕事から新たに必要となる仕事への労働移動を進められなければ

企業は成長力を失い、世界の競争から取り残される。


 

私は、〝平等〟は大事だと、思う人間です。

 

平等とは、かたよりや差別がなく、みな等しいこと。また、そのさま。

「利益を平等に分配する」「男女平等」

 

 

しかし、現状はそんな〝きれいごと〟ではすみません。 

そして、いろいろな〝格差〟も生じております。

 

格差とは、同類のものの間における、程度(水準・資格・等級・価格・

格付け、レベル)などの差や違いである。 また、社会問題の一つとしての

意味合いを込めても用いられる語であり、貧富の差(経済格差)などを

意味しても用いられる。

 

私は、これは民主主義でもあり、資本主義でもあるのですから、当然

起こりうることだと思います。

人よりも、頑張る、努力する、勉強する等々で、〝報われる〟ことが

結果として、〝格差〟が生じるのではないでしょうか。

同じ〝スタートライン〟に立ち、発射音と共に徐々に差がついて、順位が

決定します。従って、これからの世代の方々には、くれぐれも誤った

〝スタートライン〟には立たないで、目指す〝ゴール〟に向かって行って

欲しいと思っています。

現在、30歳代、40歳代、50歳代の方々には、これからの時代変化に

適応できますよう益々の〝リスキリング-学び直し〟に励んでいただけ

ればと願っています。

 

〝これからが、スタートダッシュです!〟

 

 

2021.8.13

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美

 

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