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Coffee Blake-令和3年10月7日(木)「関心アリ!」

昨日に続き、「認知症」のついてですが、読売新聞「関心アリ!」の記事を

ご紹介致します。

 

ご参考に、ご覧下さい。

 

2021.10.7

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美


 

関心アリ!

 

認知症 中年期から予防

 

「あれ、あれは—–何だっけ」。簡単な固有名詞が出てこないという

中高年は多いだろう。

認知症は高齢者の病気というイメージが強いが、中年期から認知症から

認知症の「芽」は育っており、早期からの予防が大切だという。

40代の記者が調べてみた。(福士由佳子)

 

東京都内のアルバイト男性(43)は最近、人の名前が思い出せない、言い

たい言葉が出ないということが増えた。

「自分も認知症になるかも、と不安になってきた。予防の活動があると

聞いたが、参加には恥ずかしさも感じて悩む」

男性が関心を持っているのが、東京都新宿区に4月、オープンした「健脳

カフェ」。

全国に約8000か所ある「認知症カフェ」は認知症の人や家族が集うのに対し、

ここは「予防」に重点を置き、脳の健康づくりを目指す施設だ。

音楽やカラオケで脳を刺激するプログラム、昔のことを思い出して学生と

会話を楽しむ談話コーナー、体操教室、栄養士の食事講座などが開かれて

いる。参加費1500円で2時間半利用できる。

「アルツクリニック東京」院長で、認知症治療に長年携わる新井平伊さんが

監修し、中年期からの認知症予防に向けた情報発信の場として開設された。

新井さんは「早期から予防に取り組めば認知症の発症を遅らせ、発症しても

進行を遅らせることが可能だ」と話す。

認知症の手前で物忘れが進んでいるものの、仕事などに大きな支障はない

「軽度認知障害」(MCI)の段階で生活改善や治療を行えば元に戻る人もいる。

高齢社会白書(2017年版)によると、65歳以上の認知症患者は462万人で7人に

1人の割合だ。高齢化が進み、2025年には5人に1人になるとの推計もある。

世界保健機関(WHO)は19年、認知症になるリスクを減らす手引きを初めて

公表した。

加齢よりも、運動不足、栄養などの生活習慣、心の問題が認知症の要因に

なると指摘している。

慶應大学准教授(神経科)の伊東大介さんは「何かをすれば絶対に認知症に

ならないというものはないが、運動、栄養、睡眠、社会的な活動などを

見直すことでリスクは低減できる。積極的に取り組んでみては」と助言する。

 

音楽や体操 脳に刺激

    ■ 暴飲暴食やめる

 

認知症予防に40〜50代から始めるべきことは何だろうか。

 

「加藤プラチナクリニック」(東京)院長の加藤俊徳さんは「暴飲暴食」と

断言する。糖尿病や肥満といった認知症の発症リスクを高める問題を引き

起こすからだ。

軽視しがちなのが睡眠だ。

「睡眠の質が良くないと、体も頭も休まらない。寝酒は最悪です」と手厳しい。

運動については「意識して歩く程度でもやらないよりはいい。

毎日体を動かしましょう」と提案する。

加藤さんは脳に刺激を与える一つの方法としてパズルやドリルの活用を

勧めており、著書「45歳から頭が良くなる脳の教科書」(プレジデント社)

などで紹介している。

「木」と「口」で「杏」といった、バラバラの字を組み合わせて漢字を

作るパズルなどがある。記者が挑戦すると、当初は相当時間がかかったが、

すらすら解けるようになった。ただ、同じことを何度も繰り返すと効果は

薄れるという。「脳は刺激にすぐ慣れます。40〜50代は仕事も家事も

体が覚えて、無意識にでもできるようになっているでしょう。

それがいけません」と加藤さん。

「人と話したり毎日違う風景を見たりして、新しい刺激を求めることが、

いつまでも衰えないコツですよ」

確かに、特に意識することなく日々を過ごしていた。自分も毎日何か一つ

新しいことに触れるように努力したい。

 

● WHOによる認知症リスク低減の推計指針

 

【生活週間の見直し】

 

・身体かつどう

・栄養

・認知のトレーニング

 

【体の健康維持】

 

・体重の管理

・高血圧、糖尿病、脂質異常症の管理

・喫煙

・適正な飲酒

・難聴の治療や補聴器

 

【心の健康維持】

 

・うつ病の治療や服薬

・社会参加と社会的な支援

 

● 中年期

 

中年期は、40歳から64の25年間をいい、身体的、社会的、家庭的、

心理的に変化の多い時期です。

 

● 軽度認知障害

 

軽度認知障害とは、認知症のハイリスクグループ(将来認知症になる

可能性がより高いグループ)のことをいいます。

年齢相応の認知の衰えと、より深刻で病的な意味合いの強い認知症の

間に存在する状態であると考えられています。

軽度認知障害で影響を受ける主要症状としては記憶力の低下があり、

加齢では説明できない程度の衰えを示すことになります。

自分自身でも違和感を覚えながらも、生活に支障をきたすほどではない

ため医療機関を受診することも少ないです。

しかし、将来的にアルツハイマー病といった本格的な認知症を発症する

可能性があり、年間10~15%の人が認知症に移行すると考えられています。

このようなことから、軽度認知障害は認知症の前段階であり、年齢的な

ものとして片付けずに医療的に介入することが重要であると考えられて

います。

 

● 暴飲暴食

 

度を越して酒や飲み物を飲み、大食いをすること。

むやみやたらに飲み食いをすること。 「暴」は、程度の激しいこと。


 

いかがでしたでしょうか。

 

新型コロナウイルス の影響拡大も、少しずつですが小康状態に向かって

いる様子です。もう少しの辛抱です。

緊急事態宣言も解除され、観光地の賑わいや飲食店の様子がテレビ等で

よく流れております。

久しぶりの友達との交流チャンス、少しでもストレス解消と適度な飲酒で、

楽しんで欲しいと思います。

 

「酒は百薬の長」ということわざ があります。

個々によって、解釈は異なるかも知れませんが、〝楽しいお酒〟は良い

ものです。

 

「酒は百薬の長」の意味・由来

酒は百薬の長」は故事ことわざ辞典によると、「適量のはどんな

良薬よりも効果がある」とおを賛美した意味です1)。 

お酒は飲み方次第で毒にも薬にもなります。

また、お酒は体質的に一切飲めない方もいるので、無理やり飲ませる

ことは危険です。2019/08/02

 

 

2021.10.7

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美

 

 

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