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Coffee Blake-令和3年10月22日(金)「くらしの課題」①

読売新聞–2021年(令和3年)10月15日(金曜日)の「くらしの課題 21衆院選」と

題して、「中/働き方改革」の記事が掲載されております。

「テレワーク 地方活性化」と「シニア技能向上 政策で」の内容となります。

 

私の故郷-秋田県横手市は、都道府県の中でも人口減少が1位か2位を占める

ほど、進んでおります。

ついては、「故郷の活性化」に繋がる参考記事として、拝読致しました。

また、高年齢者である私自身にも関連する「高齢者の就労」についても、

「代表のブログ」でも再三、ご紹介しております。

少しでも、追加情報として、拝読していただければと思います。

 

2021.10.22

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美


 

くらしの課題 21衆院選

「中」働き方改革

 

メモ

 

総務省の労働力調査によると、2020年の労働力人口は6868万人。

このうち生産年齢と言われる15〜64歳は5946万人で、65歳以上は922万人だ。

働く高齢者は増加しており、年齢階級別の就業率は、65〜69歳で49.6%、

70〜74歳で32.5%。

10年比でそれぞれ13.2ポイント、10.5ポイント伸びた。

衆院選に向けた各政党の働き方改革に関する公約では、リカレント教育の

充実や、テレワークの推進などが掲げられている。

 

● 公約

 

公開の場で、また公衆に対して約束すること。特に、選挙のときに政党や

立候補者などが、公衆に対して政策などの実行を約束すること。

また、その約束。「減税を公約する」

 

● リカレント教育

 

リカレント教育とは「生涯を通じて学び続けていくこと」です。

正確に表現すると、学校を卒業して仕事に就いても学ぶことをやめず、

仕事と交互に教育を受けていくことが望ましいとされています。2021/06/02

 

● テレワーク

 

テレワークとは、情報通信技術(ICT = Information and Communication

Technology)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のこと

です。


 

テレワーク 地方活性化

   法政大学 松浦 民恵さん

 

コロナ禍で在宅勤務の導入が急速に進んだ。一過性の変化ではなく、

ウィズコロナを前提として働き方を改める人や企業が増えてきた。

オフィスの地方移転や、全従業員の席はないコンパクトなオフィス、

転勤をやめてテレワークで仕事をするなど、地殻変動の兆しが見えて

きている。

東京一極集中を緩和し、地方を活性化することは長年の政策課題である。

オンラインの浸透で、地方に住んだままでも東京にある会社の仕事を

することができるなど、これまでは難しかった就業機会創出の可能性が

広がった。こうした地域をまたいだ就業のマッチングを、政策として

後押しすることが、様々な課題解決につながる可能性がある。

在宅勤務で通勤時間がなくなったことで、自分の時間が増えたという人も

多いだろう。

時間に余裕が生まれたことで、注目されているひとつが副業だ。

一企業内だけでは社員の成長機会が限られるなか、「副業を通して成長し

スキルや経験を本業に還元してほしい」と考える企業も見られるように

なってきた。高齢化が進むなか、中高年の社員がセカンドキャリアへの

ソフトランディングとしても副業には意味がある。

グローバルな人材や高いスキルを持った人材の確保、自律的にキャリアを

考える人材の育成に、多くの企業が課題意識を持っている。

職務要件を明確にしたうえで、その職務に適した人材を割り当てる、

いわゆる「ジョブ型」雇用を模索する企業も出てきた。

ただし、欧米で浸透しているようなジョブ型雇用は、仕事内容が変わら

ない限り、給与水準も固定化されがちだ。

日本企業の社員は、機会は求めるのではなく与えられるもの、与えられた

環境で頑張るという意識が根強い。

ジョブ型雇用において、次はどこで、どんな仕事をしたいのかを自分で

考え、その実現のために自分で動くことが重要である。社員の意識改革も

必要になるだろう。

また、雇用システムは、教育システムと密接に連動している。

入社前のインターンシップや大学における職業教育のあり方なども、

政策課題としてあわせて検討する必要がある。

(聞き手・福士由佳子)

 

● コロナ禍

 

新型コロナウイルス感染症流行によって引き起こされる、さまざまな

災い。感染症自体だけでなく、それを抑止するための経済活動の自粛

停滞、人々の疑心暗鬼なども、広く含む。

 

● ウィズコロナ

 

新型コロナウイルスとの共存共生」という意味で使われる俗語

英語では「Coexist with the coronavirus」「Coexist with COVID-19」などと

略さずに表記される。2019年に発生した新型コロナウイルスの感染拡大が

長期化し、今後も繰り返し流行する可能性が高いと予想されることから、

人々の暮らし方や価値観の変化を論じる際などに使われるようになった。

関連する俗語に、「新型コロナウイルスが蔓延した後の世界」を意味する

「アフターコロナ」「ポストコロナ」などがある。

 

● セカンドキャリア

 

セカンドキャリアとは、主に定年後や脱サラ後に心機一転して新たに

築くキャリアのことです。

 

● ソフトランディング

 

1. 高成長を安定へ導く過程で、不況などを招かないように徐々に成長速度を

    低下させること。また、そのような経済政策。軟着陸。

     ⇔ハードランディング

2. 交渉やもめ事で、無理に言い分を通そうとせず、よく話し合って結論を

     出すこと。軟着陸。

   「被害者住民の意向を汲みながらソフトランディングをはかる」

 

● ジョブ型

 

ジョブ型雇用とは、企業が人材を採用する際に職務、勤務地、時間

などの条件を明確に決めて雇用契約を結び、雇用された側はその契約の

範囲内のみで働くという雇用システム。

そのため別部署への異動や他拠点への移動、転勤はなく、昇進や降格も

基本的にはない。2021/08/04

 

● インターンシップ

 

インターンシップとは、特定の職の経験を積むために、企業や組織に

おいて労働に従事している期間のこと。 

 

 

この続きは、次回に。

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