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Coffee Blake-令和3年11月13日(土) 「上司と部下」

日経新聞-2021年(令和3年)10月4日「働き方innovation 働きがいは

何ですか③」の記事をご紹介したいと思います。

タイトルは、「ライオン、まず上司を育てる」です。

 

働いている方には、言い方は変わりますが〝上司と部下〟の関係は、

長く続きます。そして、〝上司には上司としての考え方〟〝部下には

部下としての考え方〟があります。

 

時々、新聞等々では、「ハラスメント」という言葉が出てきます。

「ハラスメント」には、全部で38種類あるとのこと。

こんなにあっては、〝何がハラスメントに該当しない〟のかを、理解した

ほうが良いのではないかと思ってしまいます。

このような状況であれば、とても〝指導やコミュニケーション〟等々は、

怖くてできませんというのが本音となります。

 

私のこれまでの経験から申し上げますと、〝自分が部下時代に経験した

上司の嫌な部分は、自分が上司になった場合には、しない、言わない〟と

いうことです。

そして、〝部下としての心構え〟〝上司としての心構え〟は、個々に認識

したほうが良いと思います。

 

人には、〝十人十色〟でいろいろな方がいらっしゃいます。

すべてが同じ考えであるかと言えば、同調する人もいれば、同調しない人も

いらっしゃいます。やはり、一番大事なことは〝コミュニケーション〟を

図り、相手の考え方なり、思いを理解するしかないと思うのです。

 

私たちの時代とは異なり、今の時代は大変難しい時代です。

何が正しく、何が正解であるかは、ますます不透明になってきております。

前回の「代表のブログ」で私見を述べておりますが、〝道徳〟〝哲学〟の

重要性を再度、述べたいと思います。

 

そして、「労災訴訟」。

これまでにも、「セクハラによる自殺者」の「労災訴訟」の裁判結果を

見ると、いまだにセクハラが行われています。

私は、「仕事」と「命」を比較し、「仕事」を選択しするのではなく、

「命」を選択すべき考えのため、〝不満、不平は、どんどん言うべき〟で

あると思っています。世の中には、もっと良い企業、良い上司、良い仲間が

いることに期待していただければと思います。

 

それでは、記事を中略の上、ご紹介致しましょう。

 

2021.11.13

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美


 

「ライオン、まず上司を育てる」

 

上下の壁壊し 能力発揮

 

管理職は本当に部下を理解し育てているのか—。

 

2019年に「働きがい改革」を始めたライオンは、全管理職600人に、

部下との関係を6カ月かけ再定義する「関係性向上プログラム」参加を

義務付けた。

職場の人間関係が働きがいを左右すると考える企業はライオン以外でも

増えている。

 

「上司というOSをアップデートしないまま、新しい働き方を入れても

効果は出ない」

 

上下関係に問題があると、優れた人事施策を採用しても上司が原因で

効果が薄まってしまう。多くの企業に見られる現象だろう。

 

 

働き方innovation データで読む

 

仕事の満足度左右

 

企業組織で働くことを、ごく個人的なレベルで言い換えれば、自分では

選べない上司に指揮命令を受けながら配置された業務をこなすということ。

これは年齢や立場を問わずサラリーマン全体に共通している。

ここで問題となるのは、上司の部下に対する理解が不十分な場合、部下の

やりがいや仕事の質に顕著な影響が出ることだ。


 

インターネットで「上司三日で部下三年」と検索してみて下さい。

 

簡単に申し上げますと、「上司の良し悪しは三日で分かるが、部下の

出来は、少なくとも三年間付き合わないと分からないと言うのである。」

 

これは、大変、面白い考え方だと思います。

また、「部下は上司を選べない」という考えも理解できます。

 

私の考え方は偏っていると思いますが、『上を目指す-出世』ためには、

何かと障害もあると思うのです。同じスタートラインに立った場合、

速い人もいれば、遅い人もいる、〝全員が一位〟ではないのですから、

体力や能力などの〝差〟がスタートラインに立つ前にあると思います。

しかし、〝差〟を縮めることや超すことは、努力することで可能になると

信じています。

どのような努力をするかが、いま、上司にも部下にも求められていると

思うのです。

 

私は、「ドラッカー」の書籍を好んで読んでいます。

皆さんにもお勧めしたいのは、「人から学ぶ」「本から学ぶ」ことを。

 

 

2021.11.13

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美

 

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