お問い合せ

Coffee Blake-令和3年11月26日(金)「世界都市力ランキング」

2021.11.25の日経新聞「東京」に「世界都市力ランキング」の記事が掲載

されております。また、昨日の日本テレビでも「世界都市力ランキング」

について、報道しておりました。他のテレビ報道は、見ていないので

分かりませんが。

 

私は、恥ずかしながら「世界都市力ランキング」は知りませんでした。

この「世界都市力ランキング」が、何のために必要なのか、当初、理解

できなかったのですが、〝「私たちの強み、弱みはどこか、何を改善

すべきか、そういう視点で見てほしい」〟とのコメントを見て、理解でき

ました。

インターネットで、もう少し詳しく知りたいと思い、検索してみました。

宜しければ、皆さんも日経新聞、インターネット検索で見てみてはいか

がでしょうか。

 

2021.1126

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美


 

世界都市力ランキング

 

東京6年連続の3位

 

 

森ビル系のシンクタンク、森記念財団都市戦略研究所(東京・港)が24日

発表した「世界の都市総合ランキング2021」で、東京は6年連続の3位

だった。

新型コロナウイルスの影響で1位のロンドン、2位のニューヨークが前年

からスコアを落とす中、東京は「働き方の柔軟性」や五輪・パラリンピ

ック開催などで評価を高めた。

ランキングは世界の主要48都市を対象に、経済、研究・開発、文化・交流、

居住、環境、交通・アクセスの6分野、計70指標を指数化して作成した。

 

2位NYとの差は縮小

 

 

今回は人の移動や企業活動、従業員の働き方など19指標でコロナの影響が

出た。

東京は総合スコアが前年から24.5ポイント上昇。

リモートワークが進んだことなどで「働き方の柔軟性」が前年の41位から

2位に急上昇し、居住分野が9位(前年12位)まで上がった。

「環境」(17位)を除いた5分野でトップ10入りを果たした。東京五輪・

パラリンピック開催に伴い、文化イベント開催件数が増えたことなども

スコアの上昇につながった。

一方で、経済分野は4位を維持したもののスコアを落として3位の北京との

差が広がった。「証券取引所の時価総額」では上海に抜かれ、前年の2位

から3位に転落した。また、英語力がネックとなり「優秀な人材確保の

容易性」は38位だった。「外国人訪問者数の減少」などコロナ禍による

マイナス要因もあった。

上位2都市はコロナ禍のマイナス影響が目立った。

ロンドンは前年1位だった国内・国際線旅客数が今回は3位になった。

ニューヨークは完全失業率が増えたことで居住分野が40位に下落した。

東京との総合スコアの差が前年の128.4ポイントから71.9ポイントに縮小した。

国内の都市では大阪が順位を3つ落として36位だった。福岡は1つ順位を

上げて42位となった。

記者会見した同研究所の竹中平蔵所長(慶応義塾大学名誉教授)は

「私たちの強み、弱みはどこか、何を改善すべきか、そういう視点で

見てほしい」と話した。

市川宏雄理事(明治大学名誉教授)は

「東京はスコアを上げたが、経済分野など弱点は残っている。

アフターコロナに各都市が動き始める中、後れを取らないように

するのが課題だ」と述べた。

 

□□「世界の都市総合力」順位□□

 

  1(1) ロンドン

  2(2) ニューヨーク

  3(3) 東京

  4(4) パリ

  5(5) シンガポール

  36(33) 大阪

  42(43) 福岡

    (注) カッコ内は前年の順位

<参考>

  6.アムステルダム

  7.ベルリン

  8.ソウル

  9.香港

  10.上海

 

—-インターネットより抜粋—

 

GPCIとは What is the GPCI?

 

「世界の都市総合力ランキング」(Global Power City Index, GPCI)は、

国際的な都市間競争において、人や企業を惹きつける“磁力”は、その都市が

有する総合的な力によって生み出されるという考えに基づき作成された

ものである。GPCIでは、世界の主要都市の「総合力」を経済、研究・

開発、文化・交流、居住、環境、交通・アクセスの6分野で複眼的に評価し、

順位付けしている。GPCIは、順位そのものだけでなく、ランキングの

構成要素を分析することで、変わりつつある世界の中で、各都市がどの

ような強みや弱み、課題を有しているのかを詳細に把握することができる。

 

● 総合ランキングトップ10

 

トップ3都市の順位変動はなかったものの、偏差値の変動で比較すると

1位のロンドン、2位のニューヨークが東京とパリを引き離す結果となった。

7位のベルリンは経済や居住、環境の分野でスコアを伸ばし、ソウルと

入れ替わりで順位を1つ上げた。トップ10都市の中で昨年から唯一顔触れ

が変わったのが上海で、5つの分野でスコアを伸ばし、大きく躍進した。

 

● ロンドン

 

ロンドンは9年連続で1位となり、今年は偏差値でみると他の都市を大きく

引き離す結果となった。環境を除く全分野においてトップ10入りをして

おり、特に交通・アクセスにおいては2つの指標で1位を維持したことに

加えて、4指標において昨年からスコアを伸ばしたことで首位となった。

2位の経済においては、1位のニューヨークとの差をさらに広げられたが、

総合力では、文化・交流を筆頭に安定した強さを誇っている。

 

● ニューヨーク

 

ニューヨークは今年も経済が強く、「従業者数」や「ビジネスサポート

人材の多さ」でスコアを伸ばしたほか、「ワークプレイス充実度」では

順位が1位に上がった。研究・開発、文化・交流でも上位を維持した一方で、

交通・アクセスでは「タクシー・自転車での移動のしやすさ」や「渋滞の

少なさ」において評価を下げたことで順位を落とし、3位の座を上海に

譲る結果となった。

 

● 日本

 

総合3位を維持した東京は、昨年に引き続き全分野において安定した強みを

みせるとともに、環境と交通・アクセスでは順位を上げた。

唯一順位を落とした居住では、「働き方の柔軟性」や「社会の自由度・

平等さ」でスコアを落としたことが要因となっている。

一方、3位を維持した研究・開発においては、「学力の高さ」で順位を

落としたものの、「スタートアップ数」では高い順位を得ることができた。


 

やはり、「私たちの強み、弱みはどこか、何を改善すべきか、そういう

視点で見てほしい」、この言葉に尽きるように思います。

 

今、新型コロナウイルスの感染者数が大幅に減少しております。

私は、以前「代表のブログ」で私見を述べておりますが、「歴史は繰り

返される」を前提に、現在の「新型コロナウイルス感染対策」を更に

〝進化〟させるべきだと思っています。

新聞紙上では、企業が「在宅ワーク」から「通常業務」に見直しをして

いるとの記事も拝見致します。せっかく評価をいただいている「働き方の

柔軟性」を〝更にステップアップ〟して欲しいと願っています。

なお、

〝リモートワークが進んだことなどで「働き方の柔軟性」が前年の41位から

2位に急上昇し、居住分野が9位(前年12位)まで上がった。〟とあり、

インターネット検索では、

〝唯一順位を落とした居住では、「働き方の柔軟性」や「社会の自由度・

平等さ」でスコアを落としたことが要因となっている。〟とあり、

よく理解できませんでした。

 

「私たちの強み、弱みはどこか、何を改善すべきか、そういう視点で

見てほしい」という言葉は、ビジネスにも通用致します。

私の好きな「ドラッカー」も常に言っております。

 

 

2021.11.26

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美

 

 

トップへ戻る