ピーター・F・ドラッカー「経営者の条件」①
今年も新年度を迎え、入学式や入社式が各地で行われております。
新型コロナウイルス の影響拡大で、普段通りに行われていない様子で、
可哀想な気持ちもあります。
私たちシニアにとっては、遠い昔のことであり、懐かしいことでもあり、
多くの思い出もあります。
近年、「働き方改革」という言葉をよく耳に致します。
また、「ジョブ型雇用」「成果主義」等々の言葉も頻繁に聞きます。
したがって、今の若い方々は、私たちの時代とは異なる環境で「働く」
ことになりつつあると感じます。
私の考え方は、社会は「競争社会」であり、企業は「競争」することで
成り立っていると思っています。
そして、そこで「働く人」も「競争」することで、立場なり、得られる
報酬も異なると思っています。
今回、ピーター・F・ドラッカーの「経営者の条件」を「代表のブログ」で
ご紹介しようと思います。
「マネジメント」という言葉が随所にでてきますが、ピーター・F・
ドラッカーの「マネジメントとは」を考えながら、ご紹介したいと
思います。
新社会人の方々にとっても、大変、参考になるのではないでしょうか。
2022.4.8
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美
● 働き方改革とは
一億総活躍社会実現に向けた最大のチャレンジ。
多様な働き方を可能とするとともに、中間層の厚みを増しつつ、格差の
固定化を回避し、成長と分配の好循環を実現するため、働く人の立場・
視点で取り組んでいきます。
● ジョブ型雇用とは、
明確なジョブディスクリプションのもとに雇用されるシステムです。
業務内容や責任の範囲、必要なスキル以外にも勤務時間や勤務場所などを
明確に定めた上で雇用契約を結びます。
そのため、別部署への異動や転勤などは無く、昇格・降格も基本的には
ありません。
● ジョブディスクリプション(職務記述書)とは、
採用応募時に必要となる書類です。
海外の企業で求められることが多いでしょう。
人事評価にも利用できる書類で、記載された職務内容の達成が、評価に
影響を与えます。外国人採用が盛んとなった近年、日本国内でも用いら
れるケースが増えてきました。
● 成果主義(せいかしゅぎ)とは、
人事管理において、業績によって被雇用者を評価し、その評価の内容に
よって報酬や人事を変更すること[1]。
● マネジメント
ビジネスの場面でマネジメントという場合、多くは「経営管理」や「組織
運営」を意味します。 ヒト・モノ・カネなど経営資源を効率的に活用し、
リスク管理を行いながら、あらかじめ設定した組織の目標やミッションの
達成を目指すことをいいます。
※なお「management」は、「管理」や「経営」を意味する英単語です。
この続きは、次回に。