P.F.ドラッカー 「仕事の哲学」㉟
私見
この書籍は、2003年7月31日第1刷発行で、すでに19年程経とうとして
おります。しかし、今なお、読み返してみても現代にも充分に参考に
なる書籍だと感じました。
それでは、著者と編訳者のプロフィールをご紹介致しましょう。
●●著者紹介●●
P.F.ドラッカー Peter F Drucker
❖—–ビジネス界に最も影響力をもつ思想家として知られる。
東西冷戦の終結、転換期の到来、社会の高齢化をいちはやく知らせると
ともに、「分離化」「目標管理」「経営戦略」「民営化」「顧客第一」
「情報化」「知識労働者」「ABC会計」「ベンチマーキング」「コア・
コンピタンス」など、マネジメントの理念と手法の多くを考案し発展
させた。
❖—–1909年、ウィーン生まれ。フランクフルト大学卒。経済記者、
論説委員として働きながら、国際公法の博士号を取得。
33年発表の論文がナチス・ドイツの不興を買い、大陸を離れる。
ロンドンで保険会社のエコノミスト、投資銀行のパートナー補佐などを
経験後、渡米。39年ファシズムの起源を分析した『現代の経営』を発表。
❖—–以降、64年『創造する経営者』、66年『経営者の条件』、69年
『断絶の時代』を発表。71年クレアモント大学院大学教授。
74年『マネジメント』、76年『見えざる革命』、79年『傍観者の時代』、
80年『乱気流時代の経営』、85年『イノベーションと企業家精神』、
89年『新しい現実』、92年『未来企業』、93年『ポスト資本主義社会』、
95年『未来への決断』、99年『明日を支配するもの』、2002年『ネク
スト・ソサエティ』などを著す。2005年没。
●● 編訳者紹介●●
上田惇生 うえだあつお
❖—–1938年生まれ。サウスジョージア大学経営学科留学、64年慶應義塾
大学経済学部卒業後、経団連事務局入局。同国際経済部次長、広報部長、
(財)経済広報センター常務理事、ものづくり大学教授を経て同大学名誉
教授。2005年ドラッカー学会の設立に参画して代表を務める。
現在、同学会学術顧問。渋沢栄一賞選考委員。
『ブロフェッショナルの条件』、『マネジメント【エッセンシャル版】』の
編集・翻訳のほか、ドラッカー著作のほとんどを翻訳。
ドラッカー自身から最も親しい友人、日本での分身と言われる。
これまで、私は「代表のブログ」でも再三、ドラッカーの書籍をご紹介
してまいりました。
ドラッカーの書籍と向かい合うと、心が引き締まります。
それほど、私にとっては、大切な書籍となります。
これからも、ドラッカーの書籍をご紹介させていただきますが、皆様も
是非、ご購読されてはいかがでしょうか。
大変、参考になると思います。
仕事や生き方、考え方等の指針になること、お約束致します。
2022年4月7日
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美