お問い合せ

Bridge to success(成功への懸け橋)  ⑳

つい最近、読んだ書籍について、ご紹介したいと思います。

 

一つは、「経営12カ条 経営者として貫くべきこと 稲盛和夫著」

一つは、「永守流 経営とお金の原則 永守重信著

 

現在は、「成しとげる力 永守重信著」を読んでいる最中です。

 

そもそも、本を読む機会が以前に比べて大分、少なくなりました。

社会人時代は、通勤時間を利用してよく読んでおりましたが、現在は、

電車を利用する際は、つい「携帯電話」のアプリを見るようになり、

多少、反省しております。

 

私自身は、「ボケ防止」も兼ねて、新聞の朝刊や夕刊を読むように

心掛けております。「活字」に接する方が、若干ではありますが記憶に

残る気が致します。

 

今回、ご紹介する書籍を「代表のブログ」にてご紹介したいのですが、

多くの時間を要する為、感想等はさておき、「目次」のみでご紹介

したいと思います。

気になる目次や興味ある箇所は、メモ等に残し、これからのお仕事や

人生に生かされてはいかがでしょうか。

ベンチャーから大企業へ至る成長過程やその時々の心の持ちようが

鮮明に描かれております。

 

是非、ご購読のうえ、参考にしてください。

 

これまで、「代表のブログ」では、いろいろな書籍をご紹介してきました。

現在も「創造する経営者 P・F・ドラッカー【著】上田惇生【訳】」を

ご紹介しております。引き続き、お読みいただければ幸いです。

 

 

2022年12月16日

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美


 

経営12カ条 経営者として貫くべきこと 稲盛和夫著

 

第1条 事業の目的、意義を明確にする

     公明正大で大義名分のある高い目的を立てる

 

● 公明正大

 

私心をさしはさまず、公正に事を行うこと。また、そのさま。

▽「公明」は公平で私心のないこと。不正や隠し立てがないこと。

「正大」は態度や行動などが正しくて堂々としていること。

 

● 大義名分

 

1. 人として、また臣として守るべき道義と節度。「―にもとる」

2. 行動のよりどころとなる道理。また、事を起こすにあたっての根拠。

  「―が立つ」

 

第2条 具体的な目標を立てる

               立てた目標は常に社員と共有する

 

第3条 強烈な願望を心に抱く

               潜在意識に透徹するほどの強く持続した願望

 

● 潜在意識

 

精神分析などで、活動はしているが自覚されない意識。

 

● 透徹

 

1. 澄みきっていること。透きとおっていること。「―した秋の空」

2. 筋道が、はっきりと通っていること。「―した理論」

 

第4条 誰にも負けない努力をする

               地味な仕事を一歩一歩堅実に、弛まぬ努力を続ける

 

● 堅実

 

手堅く確実なこと。確かであぶなげのないこと。また、そのさま。

「―な手段」「―に生活する

 

● 弛まぬ努力

 

怠けることなく常に努力すること。勢い緩めことなく

努力し続けること。

 

第5条 売上を最大限に伸ばし、経費を最小限に抑える

               入るを量って、出ずるを制する。

               利益を追うのではない。利益は後からついてくる。

 

第6条 値決めは経営

                値決めはトップの仕事。お客様も喜び、

                自分も儲かるポイントは一点である。

 

第7条 経営は強い意志で決める

               経営には岩をもうがつ強い意志が必要。

 

● 涓滴(けんてき)(いわ)を穿(うが)

 

わずかな水のしずくも、絶えず落ちていれば岩に穴をあける。

努力を続ければ、困難なことでもなしとげられるというたとえ。

 

第8条 燃える闘魂

               経営にはいかなる格闘技にもまさる激しい闘争心が必要。

 

● 闘争心

 

Fighting spirit(ファインティングスピリット)

闘争したり戦ったりすることに対する意欲や気持ち、などの意味の表現。

 

第9条 勇気をもって事に当たる

               卑怯な振る舞いがあってはならない。

 

● 卑怯

 

勇気がなく、物事に正面から取り組もうとしないこと。正々堂々として

いないこと。また、そのさま。

「―にも真っ先に逃げ出す」「―なやり方」「―者」

 

第10条 常に創造的な仕事をする

                 今日より明日、明日よりは明後日と、

                 常に改良改善を絶え間なく続ける。創意工夫を重ねる。

 

第11条 思いやりの心で誠実に

                 商いには相手がある。相手を含めて、ハッピーであること。

                 皆が喜ぶこと。

 

第12条 常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で

 


 

永守流 経営とお金の原則 永守重信著

 

序章 お金の戦略が必要だ—会社を絶対つぶさないために

 

第1章 キャッシュこそ企業価値の源泉—コスト意識を鍛えよう

 

第2章 会社を成長へ導く財務戦略—創業期に重視すべき指標とは

 

第3章 創業期の資金の集め方—やっぱりお金から始まる

 

第4章 金融機関とどう付き合うか—「取引は人なり」で活路

 

第5章 取引先を見極める方法—その選択が会社の命運を分かつ

 

第6章 チャレンジと財務バランス—持続的成長へ変化を恐れない

 

第7章 いざ株式上場 規律の中で鍛える—問われる発信力

 

第8章 M&Aをどう活用するか—永守流・勝利の方程式

 

第9章 海外展開は飛躍のチャンス—リスク管理は分散から

 

第10章 波乱の時代をどう乗り切るか

 


 

これまでは、「稲盛和夫著」は多く読んでまいりました。

「燃える闘魂」「生き方」「アメーバ経営」「考え方」等々。

読み終えると、何かしら心が豊かになります。

 

現在、新型コロナウイルス の影響で、企業の「倒産・廃業」が多く

なっています。また、ウクライナとロシアとの紛争(戦争)でますます

暮らしにくく、なってきているように感じます。

このような状況を誰が想像できたでしょうか。

 

ちょっと前にこんな話を聞きました。

「将来」を予想し、「これから」を考え、実行することが必要である、と。

当社は、シニア層の「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」をテーマに

しております。

その為の手段として、「夢の実現」と「起業・創業」を提案してまいり

ました。

定年退職後のセカンドライフについて、年金問題や2000万円問題、

資産運用、就活、認知症や生活習慣病等々の健康問題、課題がたくさん

蓄積されております。

 

私は、前期高齢者-65歳から74歳までに該当するようですが、2025年には

団塊の世代-75歳となり、後期高齢者になる記事を本日、拝見致しました。

 

自分に何ができるのか、当社として何ができるのかを考え、シニア層の

ベクトルとなれるよう、来年を考えたいと思います。

 

トップへ戻る