「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」を考える ⑦
昨日から、ラグビー・ワールドカップ(W杯)フランス大会が開幕致し
ました。
ラグビーと言えば、この言葉を思い出します。
One for all,all for one(一人はみんなのために、みんなは一人のために)
アレクサンドル・デュマの三銃士でダルタニャンたちが叫ぶ言葉ですが、
なかなか良い響きなので、早大のラグビー部が自らのモットーとして
取り入れ、それが今や日本のラグビー協会全体のキャッチフレーズに
なっています。
日本の活躍を期待したいと思います。
—–「運命を切りひらくために- 生と死」より抜粋—
死を恐れるのは人間の本能である。だが、死を恐れるよりも、死の準備
のないことを恐れた方がいい。人はいつも死に直面している。
それだけに生は尊い。そしてそれだけに、与えられている生命を最大
に生かさなければならないのである。それを考えるのがすなわち死の
準備である。そしてそれが生の準備となるのである。
私が若い時は、「死」を考えることは少なく、祖母や知人等が亡くな
ってもあまり意識しなかったように感じます。しかし、現在-満68歳
となった今、父母、同級生が相次ぎ亡くなったことを聞くとつくづく
と考えてしまいます。
以前「終活」ブームがあり、私も「終活」を勉強致しました。
ついでに終活アドバイザーの資格も取得致しました。
新聞やメディア等々で、「終活」「墓仕舞い」「相続問題」等々をよく
拝見致します。
「死の準備のないことを恐れた方がいい」の言葉が、心に響きます。
よく聞く言葉で、「人生一度きり」。
● ココ・シャネルの『You live but once; you might as well be
amusing.』人生は一度きり。 だから楽しむべきよ。
● 「Life is a one-time thing, so don’t be afraid to take risks.」
(意味:人生は一度きりなので、リスクを恐れずに挑戦してください。)
□ 「人生は一度きり」の名言
・一度だけの人生。 それが私たちの持つ人生すべてだ。
―― ジャンヌ・ダルク
・人生はたった1度きり。 けれど、しっかりと生きたなら1度で十分。
―― メイ・ウエスト
・人生は一度きり。 だから楽しむべきよ。 …
・人生はたった一度きり。 だから、幸せになれることをやり、
笑顔になれる人と一緒にいること。
「人生一度きり」をどのように考え、歩むかは、人それぞれ。
私は、若いうちから「人生一度きり」の意味を考えるべきだったと
感じています。
理由は、若いうちに知ることで、人生の指針に繋がるように思える
からです。綺麗事ですが、一日一日を大切に過ごせれば、どんなに
幸せだろうかと思いますが、たまにはのんびりと気ままに過ごして
みたい自分がおります。
「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」を考える参考にしたいと思い
ます。
2023年9月10日
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美