「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」を考える ⑧
9月11日(月)は、朝刊がお休みのため、今日はスポーツ記事を念入りに
読んでいます。
サッカーの国際親善試合-日本対ドイツ戦やラグビー・ワールドカップ
(W杯)フランス大会1次リーグ-日本対チリ戦等々。
その中で、野球のU-18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)で日本が台湾
との決勝戦に勝利し、初優勝したことに大変、喜びを感じました。
今回、日本は、予選から台湾戦は一度も勝利しておらず、何と台湾は
強いのかと思っていました。その為、どんな戦い方をするのか、興味を
持っていたのです。逆転勝ちでの勝利と共に台湾の強さを改めて知り
ました。
私たちは、つい日本戦には大変、過大な期待を抱きます。世界ランキ
ングの表示を見ても、日本よりも強い国々は多いように思います。
大きな期待を抱くのも良いと思いますが、選手達に多くのプレッシャー
を与えず、のびのびと戦っていただけれと思っています。
—–「日々を新鮮な心で迎えるため-日々是新(ひびこれあらた」より抜粋—
きのうはきのう。きょうはきょう。きのうの苦労をきょうまで持ち越
すことはない。「一日の苦労は一日にて足れり」というように、きょう
はまたきょうの運命がひらける。きのうの分まで背負ってはいられない。
毎日が新しく、毎日が門出である。
日々是新たなれば、すなわち日々是好日。素直で謙虚で、しかも創意
に富む人は、毎日が明るく、毎日が元気。
さあ、みんな元気で、新しい日々を迎えよう。
何と励まされる言葉でしょう。
「くよくよ悩んでも仕方がない。明日は明日の風が吹く」ということ
わざ を思い出します。
□ 明日は明日の風が吹く
今日どんなにたいへんなことがあったにせよ、明日は明日で別のなり
ゆきになる。くよくよと心配し、取り越し苦労をしても始まらない。
—–「日々を新鮮な心で迎えるため-視野を広く」より抜粋—
世の中は広い。その広い世の中を、狭い視野で進めば行きづまる。
人生は長い。その長い人生を、狭い視野で歩めば息が切れる。
視野の狭い人は、わが身を処する道を誤るだけでなく、人にも迷惑を
かける。
(中略)
視野を広く。どんなに広げても広すぎることはない。おたがいの繁栄
と平和と幸福のために、だれもが、広い視野を持つように心がけたい
ものである
—–「日々を新鮮な心で迎えるため- 心の鏡」より抜粋—
自分の身なりを正すためには、人はまず鏡の前に立つ。鏡は正直である。
ありのままの姿を、ありのままにそこに映し出す。
(中略)
身なりは鏡で正せるとしても、心のゆがみまでも映し出しはしない。
人はとかく、自分の考えやふるまいの誤りが自覚しにくい。心の鏡が
ないのだから、ムリもないといえばそれまでだが、けれども求める心、
謙虚な心さえあれば、心の鏡は随処にある。
□ 求める心とは
“求める心”のことを、仏教の世界では「渇愛(かつあい)」と表現し
てきました。「求めつづけて、いつまでも渇いている、満たされない
心」のことです。2018/01/22
□ 仏教で渇愛とは
かつあい【割愛】 惜しいと思いながら,思いきって捨てること。
「文章の一部を―する」 △もと仏教語で,愛着の気持ちを断ち切る
こと。「割愛する」は,本来,惜しいと思っているものを,思い切って
捨てたり省略したりすることを言います。
□ 謙虚
控え目で、つつましいこと。へりくだって、すなおに相手の意見など
を受け入れること。また、そのさま。「―な態度」「―に反省する」
「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」を考える参考にしたいと思い
ます。
2023年9月12日
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美