「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」を考える ⑩
今日から三連休の方も多くいらっしゃると思います。
私が心配しているのは、新型コロナ感染です。
あまり安心せずに極力対策は、個人の責任で行って欲しいと思います。
私はいまだにマスクをして、アルコール消毒を心掛けております。
第7回目の新型コロナワクチン接種も、10月18日予定しております。
せっかくの日常生活のもどり、継続したいものです。
—–「日々を新鮮な心で迎えるため- 日に三転す」より抜粋—
古人は「君子は日に三転す」と教えた。一日に三度も考えが変わると
いうことは、すなわちそれだけ新たなものを見いだし、生み出してい
るからこそで、これこそ君子なりというわけである。日に一転もしな
いようではいけないというのである。
おたがいにともすれば、変わることにおそれを持ち、変えることに
不安を持つ。これも人間の一面であろうが、しかしそれはすでに何か
にとらわれた姿ではないか。一転二転は進歩の姿、さらに日に三転よし、
四転よし、そこにこそ生成発展があると観ずるのも一つの見方では
なかろうか。
—–「日々を新鮮な心で迎えるため- なぜ」より抜粋—
日に新たであるためには、いつも〝なぜ〟と問わねばならぬ。素直で
私心なく、熱心で一生懸命ならば〝なぜ〟と問うタネは随処にある。
それを見失って、今日は昨日の如く、明日もきょうの如く、十年一日
の如く形式に堕したとき、その人の進歩はとまる。社会の進歩もとまる。
繁栄は〝なぜ〟と問うところから生まれてくるのである。
—-「日々を新鮮な心で迎えるため- 花のように」より抜粋—
どんな世の中になっても、あわてず、うろたえず、淡々として社会へ
の奉仕を心がけてゆこう。その姿自体が、人びとにとってすでに大きな
励ましとなり、憩いとなるのである。
—-「日々を新鮮な心で迎えるため- 本領を生かす」より抜粋—
おたがいにそれぞれに完全無欠でなくとも、それぞれの適性のなかで、
精いっぱいその本領を生かすことを心がければ、大きな調和のもとに
自他ともの幸福が生み出されてくる。この素直な理解があれば、おの
ずから謙虚な気持ちも生まれてくるし、人をゆるす心も生まれてくる。
そして、たがいに足らざるを補い合うという協力の姿も生まれてくる
であろう。男は男、女は女。牛はモーで馬はヒヒン。
繁栄の原理はきわめて素直である。
「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」を考える参考にしたいと思います。
2023年9月16日
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美