お問い合せ

今日の気づき-「宗教の考え方」

昨日-10月16日(月)にテレビを見ていたところ、タイトル「旧統一

協会解散請求受け反論会見」で放送されておりました。

ちょうど私が、「道をひらく 松下幸之助」を読んでいたところ、

宗教について書いておりました。


 

「道をひらく 松下幸之助」

 

「仕事より向上させるために–商売の尊さ/頁168」

 

長い人生、迷わずに歩むということは、なかなか容易ではないその

迷いの人生に、ひとすじの光明を与え、心ゆたかに生きる喜びを

与えるのが、いわゆる宗教というもので、過去の歴史においても、

人を救い、世を浄化し、そして数々のゆたかな精神文化を生み出

してきた。

宗教の力は偉大である。人々を救うという強い信念のもとに、世間

の求めるものを進んで与えてゆく。だからこそ、心から感謝され、

そしてその喜びにふさわしい寄進が集まる。浄財が寄る。


これを読んで何の疑いもなく、「ひとすじの光明を与え」「心ゆた

かに」の言葉が、心に染みます。

 

□ 「光明」とはどういう意味ですか?

 

① 明るい光。 光輝

② 輝かしい栄光や、徳をたたえていう。

③ (比喩的に) 逆境にあったり、どうしたらよいかわからないで

 迷ったりしている時に見いだす、希望や解決のいとぐち。

 

次に、「宗教とは」「宗教の本来の目的とは」をインターネットで

検索致しました。

 

□ 宗教とはどのような意味ですか?

 

宗教( しゅうきょう 、 英: religion)は、一般に、人間の力や自然

の力を超えた存在への信仰を主体とする思想体系、観念体系であり、

また、その体系にもとづく教義、行事、儀礼、施設、組織などを

そなえた社会集団のことである。

 

□ 宗教の本来の目的は何ですか?

 

宗教の本来的な役割は、このような、マイナス優先思考、苦悩、際限

のない欲望のなどの悪循環から人間(ヒト)を救済し、精神の安定

化装置として機能すること なのです。宗教は、その役割を教義への

信仰という形で実現しようとします。 信仰とは、前頭 葉(脳)を

他者に全権委任する、と言い換えることもできます。


このような内容とこれまでのテレビや新聞等々での「旧統一教会

問題」を比較した場合、我々はどのように感じているのでしょうか。

私は、今月-令和5年10月10日から11日に旅行に行き、私の宗派である

「真宗大谷派東本願寺」に行ってまいりました。

今回で2回目となります。

私が幼少の頃は、我が家の両親、祖母は、毎日朝食前に仏壇にご飯を

供え、お祈りをしてからいただくことが日課でした。

私たち子供は、「特別な行事」のみ両親から言われて儀礼的にお祈

りしておりました。

祖母が亡くなり、両親が相次いで亡くなり、自分の宗派、家紋等々を

改めて調べた次第です。

 

□ 真宗大谷派 東本願寺

 

真宗大谷派の本山、東本願寺は、正式名称を「真宗本廟」といい、

御影堂には宗祖親鸞聖人の御真影を、阿弥陀堂には御本尊の阿弥陀

如来を安置しています。

親鸞聖人亡き後、聖人を慕う多くの門弟によって建てられた京都東山

の廟堂を起源とし、織田信長との石山合戦を契機に西本願寺と分派

した後、1602(慶長7)年に徳川家康から京都烏丸七条の地を寄進

され、これを機に御影堂・阿弥陀堂の両堂が建立されました。

その後、江戸期に4度の火災により両堂を焼失しましたが、そのた

びに全国のご門徒の尽力で再建されてきました。

現在の建物は、明治期に再建されたもので、御影堂、阿弥陀堂、

御影堂門などの6棟が国の重要文化財に指定されています。

 

□ 浄土真宗の教え

 

宗祖親鸞聖人(しんらんしょうにん)は、師である法然上人(ほうね

んしょうにん)との出遇いをとおして、阿弥陀仏に帰依(きえ)して

「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」と称えることが、すべての人に

開かれた平等な救いの道であるといただかれました。

聖人は、生涯にわたる聞思(もんし)のなかで『顕浄土真実教行証文

類(けんじょうどしんじつきょうぎょうしょうもんるい)「教行信証

(きょうぎょうしんしょう)」』を撰述し、その教えを「浄土真宗」と

顕(あきら)かにされました。浄土がまこと(真)のむね(宗)である、

浄土こそがほんとうの依りどころであるということです。

浄土は、日ごろのわたしたちの欲望に左右されることなく、どんな

状況でも変わらず、失われることのない依りどころです。また「南

無阿弥陀仏」のお念仏は、いつでも、どこでも、だれでもできる、

普遍の仏道です。

苦しみ、悲しみ、悩むわたしたちは、浄土を願いお念仏を申すことで、

人として生まれ生きていく意味、すべての人々とともに今生きている

ということを知らされるのではないでしょうか。

 

□ 寄進

 

「寄進」とは「寺社に自ら金品を寄付する」こと

寄進とは「寺社に自ら金品を寄付する」ことをいいます。

最近は寺社でも収益事業を手掛けることが増えていますが、本来、

お寺や神社は宗教活動が主体です。そこで、お仕えする人を支えたり、

建物を維持したりするために、檀家や氏子、地元企業などが寄進を

しているというわけです。2019/12/26

 

□ 浄財

 

寺社や慈善事業などに寄付する金銭。「―を募る」

 


 

「親鸞聖人」については、私が結婚する際に書籍を読んで調べた

記憶があります。調べた理由は、妻の宗教がイスラム教のため、

ついでに調べてみようと思ったからです。

私の宗教の考え方は、「苦しいときの神頼み」です。

 

□ 苦しいときの神だのみ

平生は信仰していない人でも、苦しいときは神仏にすがってでも、

その助力を請おうとすることから、転じて、ふだんは知らぬ顔を

しながら、自分の苦しいときだけ人に頼ろうとすることをいう。


 

私は、今回の「旧統一教会問題」の発端は、「安倍晋三首相の暗殺」

がきっかけのように思います。

加害者の動機からいろいろな問題が発覚致しました。

「安倍晋三首相の暗殺」が起こっていなければ、果たして今回の

「旧統一教会」の問題はあったのか、なかったのか。

 

話が変わりますが、「故ジャニー喜多川性的犯罪」も同様に思います。

このように現実の裏に潜む問題点は、他にもあるのではないか、と

あるコメンテーターが言っておりました。

私たちは、信じています。決して裏切らずに、真実を貫いて欲しいと。

そうでなければ、すべてが疑心暗鬼になってしまいます。

信者の方々、ファンの方々、世間の方々を裏切らないで欲しいと

願っています。

 

 

2023年10月17日

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美

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