「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」を考える ㉞
プロ野球の「SMBC日本シリーズ2023」をテレビ観戦していました。
プロ野球・阪神が38年ぶりに日本一に輝きました。
普段は、巨人ファンのため、阪神戦やオリックス戦は、テレビ観戦は
しませんが、今回は第一戦からテレビ観戦していました。
私の幼少期は、「巨人・大鵬・卵焼き」と秋田県横手市という田舎の
為、巨人戦だけがテレビ中継されておりました。
従って、自然と巨人ファンになってしまいました。
若い時は、ビールを飲みながら、テレビ観戦をして、一喜一憂した
ものです。
巨人が負けると気分的にも落ち込み、巨人が勝つと気分が高揚した
ことを思い出します。
来年度から巨人は、阿部新監督が采配を握ります。期待すぎては
いけないと思ってはいますが、頑張って欲しいと思います。
「生きがいある人生のために-真実を知る」—-
人間は、ものの見方一つで、どんなことにも堪えることができる。
どんなことにつらいことでも辛抱できる。のみならず、いやなこと
でも明るくすることができるし、つらいことでも楽しいものにする
ことができる。みな心持ち一つ、ものの見方一つである。同じ人間
でも、鬼ともなれば仏ともなるのも、この心持ち一つにあると思う。
そうすれば、人生において、絶望することなど一つもないのでは
あるまいか。
(中略)
不幸とは、実相を知らないことである。真実を知らないことである。
(中略)
だからおたがいに、正しいものの見方を持つために、素直な心で、
いつも真実を語り、真実を教え合いたいものである。
—「生きがいある人生のために-芋を洗う」—
人の歩みには大なり小なり浮沈がつきまとう。上がりっ放しもなけ
れば、下がりっ放しもない。上がり下がりのくりかえしのうちに、
人は洗われみがかれてゆくのである。だから、たまたま上にいたと
て、おごることはすこしもないし、下にいたとて悲観する必要もない。
要は、いつも素直に、謙虚に、そして朗らかに希望をもって歩むこと
である。
おごりの気持ちや悲観の心が出てきたとき、芋洗いの姿を思い出す
のも、また何かの役にたつであろう。
—「生きがいある人生のために-年の瀬」—
人間、生まれたときがあれば死ぬときがあるのはあたりまえで、
だから死が近づいたとていまさらあわてる必要もないのだが、
さてとなると、やっぱりあれこれと気ぜわしくなる。
年の瀬はむりやりにでも越せるが、生命の瀬はそんな具合には
ゆかない。
(中略)
人はさまざま。事はさまざま。いろいろと気苦労なことであるが、
人生の最後には融通のきかない一線があることを知って、つねひごろ
から心がけをよくしたいもの。
「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」を考える参考にしたいと思います。
2023年11月7日
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美