今日の気づき-「献血のお知らせ」
昨日-令和5年11月6日の読売新聞-社説「献血者の不足」の記事を
読みました。
私も献血を幾度か行っています。これまでの回数は、34回。
いつも400ml献血。場所は、みぞのくち献血ルームです。
私の献血の動機ですが、「少しは、世の中のためになりたい」と
いうことで始めました。また、水分補給の飲み物が無料であり、
粗品もいただけるという特権もあります。
今回の「気づき」ですが、これまで献血後は、3ケ月ぐらいの期間を
経た上で次回の献血が可能となっておりましたが、現在、満68歳
の私は、前回の献血から6ケ月経過後に献血可能との連絡をいただ
いておりました。
そうしたところ、先日-11月6日に献血依頼のメールが届いたのです。
偶然といえば偶然ですが、時間の都合をつけて予約し、35回目の
献血をしたいと思っています。
昨日の新聞を一部抜粋でご紹介致しますと、
献血者の不足 若い世代の協力者増やしたい
若者による献血や骨髄ドナー登録が伸び悩んでいる。病気やけがに
苦しむ人の命や健康を守るため、助け合いの精神を大切にしたい。
日本赤十字社によると、献血をした16~69歳の人はこの10年、
年間500万人前後で推移している。しかし、年齢別では30歳代
以下が3割以上減っており、昨年度は167万人にとどまった。
少子高齢化で若年層の人口が減り、健康な若者の献血が減る一方で、
高齢者の手術などに使う血液の必要性は高まっている。
2035年度には献血者46万人分の血液が不足するという試算も
ある。
日赤は、このままでは医療に支障を来す恐れがあると危機感を募ら
せている。献血者の安定的な確保は大きな課題だ。
私の血液型は、O(+)型です。私が輸血する場合、A型・B型・AB型・
O型の方に輸血ができます。しかし、私が輸血される場合は、O型
からしかできないとのこと。
私が若い時は、少し「不公平だな」と思ったことがあります。
—-インターネットより検索—
□ O型 輸血できる血液型
赤血球の輸血の場合、O型には抗原がないので、A・B・AB型の人が
持っている抗体が反応しないため輸血可能ですが、血漿の輸血では
状況が変わります。O型の血漿には「抗A」「坑B」の抗体があり、
A・B・AB型の人の抗原が反応します。2022/08/01
□ 献血の保存期間
献血でいただいた血液は生きた細胞ですので、有効期限があります。
なんと赤血球は21日間、血小板は4日間しかありません!
そのため、日々、血液は必要なのです。
□ O型は誰にでも輸血できるの?
O型の赤血球を誰にでも輸血できるというのは、O型の赤血球上に
はA抗原もB抗原も存在しないためです。そのため緊急時は救命を
第一にO型の赤血球製剤を輸血することがあります。赤血球上にA
抗原を持ち、自分が持っていないB抗原に反応する抗B抗体を持って
います。
□ O型の人はなぜ輸血をもらえないのでしょうか?
また、O型の人は生まれつき抗A抗体と抗B抗体を持っているため、
O型の血液(A抗原もB抗原も存在しない)しか輸血を受けること
は出来ません。
□ O型の血液は全部の人に輸血できますか?
また一方で、緊急の際には、O型の赤血球をすべての人に輸血する
ことできます。そのため、O型の人は万能供血者といわれています。
AB型の人は逆に、どの血液型の献血者からも赤血球の輸血が受け
られ、万能受血者として知られています。
このように、改めて自分の血液型、家族の血液型を知ることで、
血液型の個性や相性、占い等々を調べて見るのも楽しく、新しい
発見にもつながるかもしれません。
2023年11月7日
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美